今ではスケジュール管理他モロモロをiPhoneでまかなっていますが、ここに落ち着くまでは色々なPDAを使ってきました。PDAというのはPersonal Digital Assistantの略で、ざっくり言うと電話が付いていないスマホみたいなものです。
色々使った中でも特に使いこんだのは、HP100LXとLinux ZaurusのSL-C700,C1000、次点でPalm (WorkPad)とZaurus MI-E1あたりです。HP100LXは最初に買ったPDAで、この世界にズッポリはまることになる切っ掛けであり、NIFTYのHP100LXオフ会に参加して知り合った方と、今でも親交があったりするので思い入れが強い機種です。
使わないまでも動態保存はしておきたかったのですが、久し振りに開いてみるとひどい液晶漏れを起こしていてガックリしたことは以前ブログに書きました。
pgary.hatenablog.com
酢酸臭がするのでビネガーシンドロームと言われるHP100LX、200LXでは有名な症状のようです。自分で偏光板を交換してしまう猛者もいらっしゃるのですが、かなり大変そうなので、液晶交換で何とかできないかとジャンクのHP200LXをヤフオクで落としました。ジャンクとは言え、かなり安価な入札だったので、落とせるとはまったく思っていませんでした。
- HP100LX/HP200LXの簡単な偏光板交換作業手順: こばこのひみつ
- hp200LX修理例:液晶偏光板の酢酸化によるディスプレー不良 .[LX-Restore Station]Replace polarization-sheet of display surface because it unusable by vinegar-syndrome.
- lx-rest (hp200LX)に関する修理改造情報(保存サイト)
目立つ傷も使用感もほとんど無く、電池の端子に若干錆が出ているくらいの完動品でした。購入されたものの、あまり使わず電池を入れた状態で保管されていたものではないかと思います。本体は2MBで、電源を入れると液晶がチリチリとぶれることから、クロックアップもされているようです。
とりあえずクロックアップのドライバをあててみたら液晶表示が正常になりました。設定の方法など、すっかり忘れてしまっているので、実家から徹活本を探してこなくては。