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インド産 krishnaインクの激しい変色、これも遊色なのか?

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これも遊色と言われる現象なのか?
時々読ませていただいている「THE PEN ADDICT」というサイトでインド産のkrishnaインクが紹介されていたのですが、これが驚きの色の変化をしています。
Krishna Ink Anokhi: A Review — The Pen Addict
Krishna Ink Review: Jungle Volcano — The Pen Addict
anokhiというインクは本来パープル、jungle volcanoというインクは本来オレンジのインクですが、どちらもどこから出るのか紙によってはグリーンのかなりギラギラとした発色をしています。
ペーパークロマトで色素の分離もされているのですが、緑の要素が見当たらないのが不思議です。しかし、どちらのインクにもピンクの色素がかなりの割合で含まれているのが共通しているようです。
pgary.hatenablog.com
以前、黒から茶色に変色するインクを分析して、プラチナ ミクサブルによる色の再現を試みたことがあるのですが、その時もピンクの色素がかなり含まれていました。
以前の記事では、ドのインクと紹介していましたが、これは2014年のSouel Pen Show記念のドングリ インクで、万年筆の深窓のaurora88さんにいただいたものです。
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画像のぐじゃぐじゃと四角に塗り潰している部分は、上のもの程、先に書いたもので色が茶色に変色してきています。
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しかしこのインク、良く滲む紙に書くと文字の縁の部分が緑に発色します。
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このドングリインクと同様に、書いた時は黒、乾くとセピアに変化するインクと言えば、ペンランドカフェの「移り喜」がそうです。
移り喜も緑の発色をするのか色々と紙を試してみたいと思います。
pgary.hatenablog.com
PEN-LAND CAFE(ペンランドカフェ) | 名古屋市 大須生まれのカフェレストラン PEN-LAND CAFE(ペンランドカフェ)