趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

Gemini PDAでKLOAというアウトラインプロセッサーを使ってみる。

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Gemini PDAの日本語入力でお世話になっている「SKK for Android」ですが、その配布ページから、同作者の他のアプリの配布ページ (自作ソフトのコーナー) に行くことができます。中でも、Androidアプリ版のhowmである「howmm」(howmもどきの意味だそうです) と、アウトラインプロセッサーの「KLOA」が気になりました。
作者の海月玲二さんの日記「Ray's diary」を読むと、

あとアウトライナー使うって人は,KLOAをGemini PDAで使うとどんなかんじなのか聞かせてくれると嬉しく思います.

なんてことが書いてあったので、KLOAから使ってみました。
まず、「KLOA」のページにあるように、設定>アプリ>KLOA>権限からストレージの権限をオンにしてSAVEできるようにします。
項目を入力し改行すると、どんどん続けて項目を入力していくことができます。項目の階層の深さや項目の上下移動は画面のフリックでも出来ますが、キーボードでも、TabとShift+Tabで深さの変更、Ctrl + 上下で上下移動が出来ます。
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項目の中にノートを記入することができ、ペンの形をした編集ボタンを押すか、Ctrl+Eでノートの編集画面に移ります。
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右上のメニューから、「ノートを表示する」のチェックを入れると常時ノートを表示させることが出来ます。通常はこの状態の方が使い良いと思います。
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KLOAで書いたものを保存して、再度開こうとしたら、KLOAがエラーで落ちてしまうので、保存したデータをX-ploreのビュアーで開いてみると、階層を示す記号の無いテキストファイルになっていました。KLOAのデータはテキストファイルで、デフォルトでは階層を「*」の数で表すWz editorの階層付きテキスト形式になるそうです。
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設定を確認してみたら、「項目のレベルを示す文字」が入っていなかったので、Markdown記法に合わせて#を入れて、開かなかったテキストファイルの方にもJota+で#を適当に入れてみたら、KLOAが落ちなくなりました。
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Markdown記法に合わせておくのも良いのですが、テキストで見たとき#より*の方が階層が分かりやすく感じたのと、はてな記法でも階層は*を使うので、「項目のレベルを示す文字」を*に変え、保存し直したらデータも*に変わりました*1
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KLOAはほとんどの操作をGemini PDAのキーボードで行うことができ*2、データがテキストファイルとして保存されますので、PC等との連携もやりやすい非常に好みのアウトラインプロセッサーでした。これから常用したいと思います。

*1:やっぱりMarkdownに合わせて#を使うことにしました。Gemini PDAのSKKとKLOA設定を再度見直す。 - 趣味と物欲

*2:階層ツリーの開閉操作のみ画面タッチが必要? → 作者様より、デフォルトでキーが設定されていないだけで、KLOAの設定から好きなキーを定義できるとのことです。