趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

趣味の文具箱の万年筆インク掲載数の変遷

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本棚に並べている趣味の文具箱を眺めていたら、最近のインク特集号では背表紙に掲載したインク数が書かれているんですね。
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どの様にインク数が増加していったのか気になったので、過去のインク特集号から掲載数を確認してみました。

号数 趣味文発行日 インク掲載数 備考
9 2008/1/30 208
14 2009/8/10 207 高橋良香 氏によるLab測定開始
21 2011/12/20 14号に追加
25 2013/3/20 21号に14色追加
28 2013/12/20 25号に58色追加
32 2014/12/20 431 28号に33色追加、6色削除
36 2015/12/10 470
40 2016/12/10 539 36号に56色追加
44 2017/12/20 602 40号に34色追加、デルタを削除
47 2018/9/20 747 44号に135色追加、2色削除

9号はインク一覧が四角に並んでいたので数えました。14号から高橋良香 氏によるLab測定が始まり現在に至っています。21、25、28号にはインクの増減数は書かれていますが、総掲載インク数の記載を見つけられませんでしたので、後のグラフの数字は32号の掲載数から増減数で計算した値を使っています。32号は表紙に総掲載インク数が記載されており、36号から後は背表紙に記載されています。
増減数と総掲載数で計算されると気づかれると思いますが、少し数字がずれています。これは増減数がインクの色分布表 (Lab測定) の増減であるのに対し、総掲載数は誌面に掲載されたものをカウントしているためだと思われます。
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14号から44号までは直線的に掲載インク数が増加しており、直線の傾きから1年間に約50色増加してることが分かります。47号が直線から外れ急激に増加しているのはセーラー インク工房100色が追加されたためです。
インクの色分布表から、廃盤インクは削除されていっているのですが、代替インクを探しやすくするためには、メジャーな廃盤インクに付いては廃盤の印を付けて色分布表には載せ続けた方が良いのではないかと思いました。