古典インクを無闇に怖がる必要はなく、金ペンが必須でもなく、現代のステンレスペンなら鉄ペンでも使えますよ。だってプレピーに付属のブルーブラックは古典ブルーブラックじゃないですか。
と事ある毎に言ってますが、じゃあ自分はどうなんだよ!ということで、古典インクの喜望峰を入れている万年筆を紹介します。喜望峰はペンサルーンさんが企画・配布されていますが、特に初物のインクの場合、自分でも普段使いして異常が無いか確かめるようにしています。
WAGNER2018はプラチナ センチュリーをベースにした14Kの万年筆ですが、プラチナ プロシオン、TWSBI ECO、PILOT kakunoは鉄ペンと総称されるステンレスペン先の万年筆です。WAGNER2018はほぼ毎日使用しているのですが、プロシオン、ECO、kakunoはあえて使わず、横置きにして放置しています。
どれもキャップを開けて書き出すことはできましたが、kakunoはさすがに擦れ気味でコンバーターの中も煮詰って来ています。
スリップシールを備えたプロシオンが煮詰りもせず、すらすらと書き出せるのは当然として、TWSBI ECOも全く煮詰まりもせず、吸引したインクが新鮮なままチャプチャプしています。ペン先部分が小型のインナーキャップに密着し、胴軸のOリングもしっかり働いているためだと思われます。
もう何ヶ月も喜望峰を入れたままにしていますが、ステンレスペンでも腐食等は見られません。
プロシオンは2019年の日本文具大賞で機能部門のグランプリおめでとうございます。
プラチナ万年筆ニュースリリース
プラチナ万年筆 万年筆 プロシオン #50 ディープシー 中字 PNS-5000 50-3
- 出版社/メーカー: プラチナ万年筆
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