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博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

今更ですが、分離型キーボードを逆ハの字からハの字置きにした。

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Studyplusという学習アプリを作製されている会社のブログで、社内で使われているキーボードの紹介記事がありました。HHKB率が高かったり、分離型キーボードも、Barocco MD650Lや遊舍工房で購入されたらしい自作キーボードが紹介されていて面白かったのですが、その画像を見ていて、ちょっとした違和感を感じ、今更ですがエウレカーと膝を叩いてしまいました。
突撃!隣のキーボード Studyplus 2019 - Studyplus Engineering Blog
普通のストレートなキーボードを叩く場合、下図のAの様に肩をすぼめ、少し前傾姿勢になるので、結果として頭が前に出され、それを支える首の筋肉が緊張することで肩凝りが発生します。
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図のBの様にキーボードを逆ハの字型にすることで、肩を広げた状態でキーを叩くことができるようにしたのが、Microsoft Ergonomicキーボードのようなエルゴノミクスキーボードです。この考え方は昔からあり、NECのM式キーボードやTRONキーボードもこんな形でした。
この方式でも肩の負担はかなり緩和されますが、肘を内旋させますので、若干肩が丸くなり、首の筋肉が緊張する感じがします。

キーボードを左右に分離させることで、より自然な態勢を取れることを企図した分離型キーボードですが、私の中で図Bのイメージが強くて、これまで分離型キーボードを左右離した状態で逆ハの字に置いていました。
BAROCCO シリーズ(日本語配列) | 株式会社アーキサイト
Keyboard | 遊舎工房
アーキサイトや遊舍工房のページの画像でも逆ハの字に置いてあることが多いのですが、これは写真撮影のために左右のユニットを近づけてあるためで、この場合は、分離型ではないエルゴノミクスキーボードと同じで逆ハの字に置くことになるのですね。

図Cの様に、左右のユニットを広げて逆ハの字に置くと、更に肘が内旋し、肩が丸くなるので、肩と肘に余計負担がかかることになります。最近キーボードの配置を左右に広げていたのですが、道理で肩凝りがひどくなっていた訳だ。

正解は図Dの様に、左右のユニットを広げて置いたらハの字に置くことですね。これだと手を自然に伸ばした状態になるので負担が激減します。
tech.studyplus.co.jp
Studyplusの記事で、実際に分離型キーボードを使われている様子を見るとハの字に置かれていたので、今更気づいた次第でした。
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トラックパッドのあるノートパソコンの左右に分離型キーボードを配置して、TRONキーボード気分を味わっています。
akiba-pc.watch.impress.co.jp