趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

ペリカンブルーブラックが古典ブルーブラックのままか定期調査 Lot. B19 (2020年3月)

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またまたTwitterで「2019年11月購入のペリカン ブルーブラックが古典インクではなくなっていた」という投稿を見つけてしまったので調査しました。
日本でもっとも新しいロットを持っているであろう伊東屋の通販に注文しました。送料を無料にするために、PWアッカーマンの没食子ブルーブラックとカヴェコのスモーキーグレーも一緒に購入しました。
PWアッカーマンのインクボトルは、インク溜めがラムネ瓶のような構造がユニークで欲しかったのですが、出張で伊東屋に行った時はこのボトルを抱えて飛行機に乗るのが怖くて購入を断念していたのです。
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ペリカンの4001ブルーブラックはパッケージが新しくなってから、箱のベロの部分に西暦の下二桁とアルファベットを組合せたロット番号が記載されています。
今回購入したペリカンブルーブラックのロットはB19でした。これが20台の番号だったら2019年11月のものは、まだ古典インクと自身を持って言えるのですが、若い番号なので何とも結論が出し辛いです。
これが伊東屋の持っている最新のロットなのかもしれないし、通販には古いロットから出しているのかもしれません。
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ともあれB19のロットは古典インクでした。二価鉄試験紙が赤く変色するとインクにFe2+が含まれている、すなわち古典インクと判断できます。
また、PWアッカーマンの没食子ブルーブラックは、色から見る限りかなり多く鉄を含んでいるインクのようです。
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古典インクかどうかを調べるためだけに買ったペリカン4001ブルーブラックが5本になってしまいました。新しいパッケージになってからの4本は、それぞれ13I, 14C, 18H, B19というロットです。
今回は不完全燃焼な調査結果になってしまったので、もう少し新しいロットが出回り出したころにまた調査をしようと思います。
無駄に購入するペリカンブルーブラックを減らしたいので、「ペリカンブルーブラックが古典インクではなくなっていた!」と発言される時は、

  1. ボトルインクなのかカートリッジなのか
  2. ボトルインクなら箱に書かれているロット番号はいくつなのか
  3. どうして古典インクではないと判断したのか

も同時に発信していただけるとありがたいです。
銀座 伊東屋