pomera DM200をLinux化できることは知っていましたが、DM200をあまり使わなくなってしまったこともあり、これまで試さずにいました。
最近ふとそのことを思い出して、改めてDM200のLinux化について調べてみたら、Emacsでddskkを使う環境が紹介されていたので、急に試してみたくなりました。
ddskkと言えば、元祖skkを受け継ぐskkなのですが、今まで使ったことがなかったのです。
ひとりぶろぐ さんの詳細な記事があるので、この記事を参考にしながら、
hitoriblog.com
DM200のLinux化を達成された、ichinomoto さんのインストール手順を実行しました。
Linux on Pomera DM200 人柱版 その2 – 記録
16GのSDカードが必要とのことで、記事をしっかり読み込む前に、AmazonでKIOXIAのSDカードを注文してしまい、後から、
東芝のSDカードは少し容量が少なく、16GBのイメージが展開できない場合があるとのことです。東芝製のSDカードは避けておいた方がよさそうです。
という注意書きを読んで、しまった〜となりました。
imgの書き込みは、ひとりぶろぐ さんがお勧めされているEtcherと、Raspberry Piのimg書き込みでお世話になっているrufusを試してみましたが、どちらも最後まで書き込みできずエラーになります。
balenaEtcher - Flash OS images to SD cards & USB drives
「Rufus」ブート可能なISOイメージファイルをもとにブータブルUSBメモリを簡単に作成 - 窓の杜
SAMSUNGの16Gでも同様のエラーでした。結局以前から持っていたTranscendの32Gにインストールし、KIOXIAはDM200のバックアップを取って、そのまま保存することにしました。
32Gのカードを使うと書き込みは、あっさりうまくいったので、電源オフの状態から、右Shift+Alt+電源キーの3つをpomeraロゴが出るまで長押しすると、SDカードからLinuxが起動します。右Shiftの右を見逃して、何度か左Shiftを押して、普通にポメラが起動し悩みました。
ひとりぶろぐ さんに加えて、下記のQiitaも参考にして、無線LANの設定、apt update、apt upgradeを行い、apt install ddskkして、emacsの設定を行いました。
qiita.com
とりあえず、.emacs.d/init.el の設定はddskkが動くようにしただけのものです。
(set-language-environment 'Japanese)
(set-language-environment 'utf-8)
(prefer-coding-system 'utf-8)
(global-set-key (kbd "C-x C-j") 'skk-mode)
(setq skk-large-jisyo "/home/dm200/.emacs.d/skk/SKK-JISYO.L")
それからSKKするにはAの左をCtrlにしたいので、
/etc/default/keyboard の中の #XKBOPTIONS="ctrl:nocaps" という行の行頭から#を削除して、再起動します。