趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

空カートリッジに関するアンケートについて、空カートリッジ?何のために?という疑問にお答えします。

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プラチナの空カートリッジが400円で販売されていたら欲しいですか?というアンケートを取っていますが、空カートリッジ?何のために?という疑問・質問をいただくので解説します。
各万年筆メーカーから、それぞれ万年筆用インクカートリッジが販売されていますが、封をするのに機械が必要だったり、リフィルして再度封をするのは不可能な構造になっている中で、プラチナのカートリッジは、カートリッジ本体と口部分と金属のボールが3パーツ別になっていますので、手で封をして好きなインクのカートリッジを作ることが可能なのです。← ここが主張したい点です。ただカートリッジを再利用するという話ではなく、自分で封をして自分の好きなインクをカートリッジ化できるということです。
その特徴を利用して、自作のインクで自作のカートリッジを作るのを試みているのですが、使用済カートリッジの再利用だと、漏れやすくなってしまうので、どうせなら新品のカートリッジが手に入らないかな、という話です。
pgary.hatenablog.com

インクが入っていないのに、インク入りのカートリッジと同じ400円というのは高いと思われるかもしれませんが、カートリッジ本体の価格や流通コストを考えると、400円が最低ラインかと考えました。*1
また先行して、呉竹が、からっぽペンカートリッジ式用に、からっぽカートリッジセットを売りだしていますが、スポイト付き5本で385円ですから、10本で400円なら妥当な線かと思いました。
からっぽカートリッジ セット (ECF160-699)

オリジナルのインクを自分で調色できたり、調色して貰えるサービスが増えているので、それを更にカートリッジにして使ったり、お裾分けしたりというニーズがあるのか知りたくて、アンケートを取っている次第です。

追記:コメント欄でbonejiveさんより情報提供いただきましたので、セーラーの空カートリッジについて追記します。
セーラーの空カートリッジはコンバーター替わりに使用できるのですが、再度封をすることは想定されていません。通常のカートリッジより、耐久性を高めた素材でできているそうですが、6本で350円ですので、もしプラチナの空カートリッジが10本 400円で、再度封をしてカートリッジのみ持ち運んだり、渡したりできるなら尚更割高ではないように思います。

追記2:呉竹の「からっぽカートリッジセット」がプラチナの万年筆に使用できることが分かりました。このセットであれば、好きなインクをカートリッジ化可能ですが、蓋の形状から再利用は難しいです。
pgary.hatenablog.com

www.platinum-pen.co.jp
sailor.co.jp
sailor.co.jp
www.kuretake.co.jp
www.kawasaki-bunguten.com
kakimori.com

*1:最近はボトルインクの価格向上が著しくて、価格のバランスが崩れてきていますが、本来はインクの容量的には、ボトルインクの方がカートリッジインクよりお得でした。