Pro並に速くなるというより、熱が籠ってCPUクロックが下がるのを防止するものなので、重い作業をしないのなら関係無いのかもしれませんが、そこに改造できる要素があるのなら、やってみたくなりますよね。
しかもCinebench R23で、6412だったスコアが、サーマルパッドで熱対策するだけで、7718とかなり大きく変わるそうです。
japanese.engadget.com
実際にやってみた方の記事を参考に、サーマルパッドは、Thermalrightにしました。85x45mmの1.5mmと3.0mmを1枚ずつで4千円弱でした。
sswnews.org
ドライバーは以前MacBook Proを開けるのに使ったANEXの特殊 5溝1.2mm (No.3470-G) です。ネジを舐めたら嫌なので、高いものではないですし(というか安いし)日本製を使います。
ネジは最初から見えている10本のみ*1、4本長くて、しかも長い方のネジのネジが切ってある部分の長さが左右の2本は短かくて、中央の2本は長いので注意が必要です。
底板は、下の画像でオレンジの矢印で挿しているところのプラパーツで留まっているので、このパーツで留まっている部分を外す意識を持って開けます。
また、オレンジの四角で囲っているのは熱伝導スポンジで、後で外す必要がありました。
サーマルパッドは3.0mmは39x45mm、1.5mmは33x67mmと18x30mmに切り出しました。
ヒートシンクやヒートパイプのところに、下の図のように配置します。
そして底板を閉めようとしたら、熱伝導スポンジが邪魔をして閉まりません。
元の動画を見直したら、8コアGPUモデルのみ熱伝導スポンジが付いているそうです(動画の2:55あたり)。
www.youtube.com
熱伝導スポンジは軽くテープ止めされているだけなので、ゆっくり剥せば、きれいに剥がれます。
これで底板が閉まりました。動画編集など負荷をかけて違いを見てみたいですね。
追記
M2 MacBook AirでもThermal Padを入れる熱対策は有効だそうです。
www.techno-edge.net
*1:ゴム足の下にネジが隠れていたりすると面倒