趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

趣味の文具箱 Vol.44を取り急ぎdマガジンでチェックしました。

勿論紙でも買いますが、休みを挟んで週明けになってしまうので、取り急ぎdマガジンで内容をチェック。今回は、「インク沼へ、ようこそ!」という特集で、いつにも増して危険な誌面になっています。
「古典インク32色の色変化チェック」や「ペーパークロマトグラフィーで万年筆インク144色の色素を知る」などの実験企画は本当にお疲れ様という他ないです。頼まれてもたぶん断わります^^;
特にペーパークロマトの結果は長く楽しめそうです。ちょっと見ただけでも、ウォーターマン ミステリアスブルー (旧ブルーブラック)とパーカー ブルーブラックは染料だけど、筆記後、青から緑に変化しますが、ペーパークロマトの結果を見ると、ほぼ同じ組成だなとか、パイロットの色彩雫の孔雀、松露、新緑あたりは同じ成分の組成が違うだけなのかなとか色々と推測できます。
また、自分でインクを調合するときも、このペーパークロマトの画像はすごく参考になるでしょう。
pgary.hatenablog.com
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「古典インク32色の色変化チェック」の記事中の古典インクの説明は、

青い染料にタンニン酸あるいは没食子酸と鉄イオンが含まれており、筆記すると紙面でインクの酸化が進み、色が青から黒にゆっくり変化し紙面に定着する。

とばっちりなのですが、巻末の「万年筆インクのきほん」のコーナーになると、

染料インクに鉄分と酸性分を加えている。酸化作用で紙面の文字が黒くなり耐水、耐光性が増す。

とずいぶんざっくりしてるのが気になりました^^;

安価なスマホ用VRゴーグルを購入し、比較してみた結果、現在のお薦めはVirtoba

今週のお題今年買ってよかったもの
本当はoculus rift (Oculus Rift | Oculus)とか、VIVE (VIVE™ 日本 | 想像を超えたバーチャルリアリティの体験)とか、PSVR (PlayStation VR | プレイステーション)とか欲しいんですが、ゴーグル以外にVR readyのPCやPS4も必要になるので、まだ手を出しかねています。
そこでお手軽に試せるVRとして、せいぜい3千円程度迄のスマホ用ゴーグルを、これまでに5つも買ってしまったのですが、ピンキリですね。同じような構成と作りのものですが、使い勝手だけでなく、見え方もかなり異なります。
私が実際に試した製品のことしか分かりませんが、今のところお薦めできるのは今年購入したVirtoba X6とVirtoba X5です。

Virtoba X6とVirtoba X5

スマホiPhone 7 Plusです。以前は5sでしたが迫力がずいぶん違い、やはり大画面が正解です。
VRゴーグルは見え方が命、他の使い勝手が良くても見え方が悪ければ本末転倒です。Virtoba X6とVirtoba X5は、視野角が広く、レンズの縁の歪みが少なく、余計なフレームが視野にあまり入って来ません。5つの中ではぶっちぎりに見え方が良く、X6とX5には差を感じませんでした。
どちらもヘッドホン付きで、iPhone 7の場合、Appleの変換アダプタが必要です。
スマホの固定はどちらも挟むタイプですが、X6の方はスマホが露出するのに対し、X5はスマホを内部に収納する形です。X6の方が手軽ですが、X5の方が安心感はあります。装着できるスマホの大きさとしてはiPhone 7 Plusでギリギリの大きさです。
頭に固定するバンドの部分は、X5の方がゴムバンドで固定するのに対し、X6はハードなバンドの直径を調整するタイプなので、こちらはX5の方が手軽です。X6のバンドは一度調整してしまえば、それからはいじらなくて良いのですが、最初だけ若干調整がやり難いかもしれません。価格も加味すると、あえてどちらか一つ選ぶならX5かな。
Virtoba X6とVirtoba X5の良さは、他の製品と比べてみないと気づきません。

ETVR VRゴーグル

スマホの固定方法、バンドの形状、ヘッドホン付きなど、Virtoba X5と非常に良く似ています。このゴーグルの特徴は、ピント調整を左右それぞれ独立して出来ることです。Virtobaも含め、大抵のVRゴーグルのピント調整は左右が連動していますので、左右それぞれ調整できれば、よりクリアに見えるのではないかと期待しました。
しかし実際使ってみると、いやに画面が遠くて、視野の中でゴーグルのフレームが目立ちます。スマホの固定部とレンズとの距離の設計が悪いんじゃないかと思うのですが、同じようなレンズとフレームの組合せでも、こんなに見え方が違うことが分かる貴重な体験をしました。

VR BOXとSIDARDOE VR ゴーグル

まず、これらはヘッドホンが付いていません。別途イヤホンを付けてましたが面倒、ヘッドホンが付いていた方が圧倒的に良いです。
また、VR BOXはケースにスマホを付けてから、ゴーグル本体に横からスライドさせて入れるというスマホの固定方法でとても面倒でした。SIDARDOE VR ゴーグルは、磁石で押さえるタイプで、こちらのスマホ固定方法は好きでした。

2017年Yahoo!ショッピングの注文履歴から買ってよかったものをご紹介

今週のお題今年買ってよかったもの
Amazon楽天で扱っているものが多いので、どうしてもYahoo!ショッピングで買わないといけないことは無いのですが、ソフトバンクユーザーで毎月貰える期間限定Tポイントを活用するために利用しています。

櫂型素振り木刀3.8尺

楽天にもYahoo!にも出店されている東山堂さんから素振り用の木刀です。楽天から購入した一本歯下駄を履いて素振りするときに使う木刀です。1.1kgある上、櫂型で先の方に重心があるので、かなりの負荷をかけることができます。

NFJ FX-AUDIO- TUBE-01J (真空管ラインアンプ) + ミルスペック選別グレード品真空管 + FX202J (TA2020搭載 D級小型デジタルアンプ)

音の善し悪しはあまり分からないし、あまりこだわりがある方ではありません。ただ、大人の科学真空管アンプを使っていたとき、音がキラキラしているように感じられ気に入っていたのですが、片方の真空管が壊れてステレオで聴けなくなっていました。
キラキラした真空管の音が忘れられず、激安だけど評判の良い真空管アンプとそれと同形のデジタルアンプを購入、スピーカーはStereo誌の自作スピーカーキットを繋ぎました。うむ、キラキラしているかも、更に選別グレード品の真空管に交換してみた、うん良く分からないけど、更にキラキラしたかも。

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TWSBI ECO万年筆 ホワイト スタブ

台湾の万年筆メーカー TWSBI (ツイスビー) の万年筆は何本か持っていますが、良く出来ているし、分解キットやシリコンオイルなどメンテナンスキットも付属するという姿勢が素晴しい。また話に聞いたところによると検品をすごく厳しく、しっかりされているそうです。
ECOはTWSBIの中では低価格帯の万年筆ですが、吸入式でたっぷりインクが入り、鉄ニブですが書きやすく調整されています。今回はスタブのペン先をチョイス、カリグラフィーペン等と同じ、イリジウムはついていないタイプのスタブですが、スタブらしい縦太横細の線が引けます。

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