趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

続きを読みたいもの - 双色の瞳

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書庫(と言っても、本が部屋中に散乱しない様に、あまり使っていない洋間を、物干場件物置にしているもの)を片付けていたら、出てきたので、つい読み直してしまった。2巻のいい所で終わっている、念のためにAmazonで検索してみたが、やはり続編は出ていないようだ。
地球を汚染しつくし、その毒で人口が減り、かつての科学技術も失われつつある未来を舞台にした話、と書いてみるとナウシカっぽい舞台に思えるが、当然お話はまったく違う。主人公のウナ=ライツは東部で貧しい光学職人の娘として育ったが、17歳まで身体に毒の影響を示さず育ったので、「選ばれし子」として帝都で貴族として暮らすことになる。ウナとウナと同様、東部の工業都市の職人の娘である親友のエクトラは、技術将校として軍に志願する、、、。技術が退化し、蒸気機関が主機関となった、スチームパンクの世界、主人公たちの魅力的なキャラクター、しかも描くは寺田克也とくれば、売れる条件はそろっていると思うのですが、本当に面白いので、続き書いて欲しいなあ。

双色の瞳―ヘルズガルド戦史 (集英社スーパーダッシュ文庫)

双色の瞳―ヘルズガルド戦史 (集英社スーパーダッシュ文庫)

双色の瞳〈2〉ヘルズガルド戦史 (集英社スーパーダッシュ文庫)

双色の瞳〈2〉ヘルズガルド戦史 (集英社スーパーダッシュ文庫)