趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

古典ブルーブラックの新色を調色、今度は青、緑、黄。

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前回調製した、没食子酸と塩化鉄(II)をベースに塩酸でpHを調整した原液を用い、新色を調色しました。
一つ目は、実用性最優先のインクで、色素をダイレクトブルー1のみにしています。ちょっと赤色色素を混和した紫よりの色の方が好きなのですが、こすれに多少弱くなるので赤を抜きました。色名はFiordで、寒々としたノルウェーの海岸線のイメージ。
二つ目は、グリーン系のインクで、青と黄色を混ぜて作った緑に、更に別の緑の色素を混ぜています。色名はOuter spaceで、星明かりの見える宇宙のイメージ。
三つ目は、他にない色の古典ブルーブラック (既に色的にはブルーブラックではないけれど) ということで、黄色系を混和して作った色です。色名はCape palliserで、ニュージーランドにパリサー岬というところがあるみたいです。パリサー岬の土の色?、それともパリサー岬に沈む夕日の色?
自分の万年筆でしばらくテストしたら、こちらの色も配布インクとします。配布については、以前書いた配布条件に準拠しますが、希望される方には、中国製万年筆を一本、先着5名様にお付けします (既にインクのモニターに参加いただいているMuseさんには、次回配布時に送付させていただきます)。この中国製万年筆、非常にペン先が乾きやすいので、あっという間に詰まり、インクのテストにはもってこいです^^;