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趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

やっと趣味の文具箱 vol.16を読みました + ヌードラーズ古典度チェック。

※追記 ヌードラーズのBBについて、「顔料や鉄分の代わりに、紙に含まれるセルロースと結合する特殊な染料が入っている」という情報がありましたので、ここに追記として掲載させていただきます。

そのため、私は長期保存したい書類にはヌードラーズの Bulletproof インクを使っています。顔料や鉄分の代わりに、紙に含まれるセルロースと結合する特殊な染料が入っているそうで、耐水性・耐光性が抜群、そしてpHもほぼ中性です。このメーカー名「ヌードラーズ」はアメリカ原住民の伝統的なナマズ漁法「ヌードリング」が元だそうで、ボトルと外箱にはナマズの絵が描いてあります。

下記の記事に関しては上記のことも留意の上、お読みください。
以前このブログで、古典ブルーブラックの記事のご感想をまとめさせていただきましたが、自分自身は本の形ではまだ読んでいませんでした。趣味の文具箱 vol.16の発売から早1ヶ月、日本からの荷物に入れてもらい、やっと手にすることができました。いそいそと自分の記事から読みはじめたので、「何度も読んでいるだろうに」と奥さんには笑われましたが、実際に本になったものを読むのはまた格別の気分で、何度も読み返してしまいました。
あの記事の古典ブルーブラックの判別法は、測定法の開発と試験紙の作成を私が行ない、実際の測定は編集部にお願いしました (編集部なら多種類のブルーブラックがあり、写真もきれいなものを撮っていただけるため)。改めて記事を読み返しますと、編集部に無くて、私が持っているインクがありました、ヌードラーズのブルーブラック (noodler's aircorp blue black) です。測定法の開発のときにヌードラーズのブルーブラックを測定した結果がパソコンの中にありましたので、載せてみます。
下図のとおり、ヌードラーズのブルーブラックは古典ブルーブラックではありません。しかしこのインクの筆記線に水を流すと染料が流れて黒い線が残る、古典ブルーブラックと似た残り方をします。ヌードラーズのブルーブラックに対するガンジーインキ消の効果から、このインクは顔料を混ぜていると予想していましたが、そのことが裏付けられた結果となりました。
趣味の文具箱 vol.16の今回の特集は、旅文具でしたが、今の私は毎日が旅をしているようなものなので、非常に興味深く読ませていただきました。特に、ちゃんネルDaysのほしのさんの旅文具話は、旅の記録はかくあるべしという感じで、とても参考になりました。私も今回の旅?にあたり、トラベラーズノートブックを購入したものの、今一使いこなせていなかったので、もっと使ってやろうと思います。万年筆としてプレピーを持っていくというのも目から鱗でした。こちらに万年筆は持ってきたものの、高価な筆記具を外で使うのは気がひけて (安全上の意味もあり) 普段はボールペンを使っているので、プレピーを持ってくるべきでした。
旅文具以外の記事では、ハービー・山口さんのエッセーは良い雰囲気でした。また、宮本隆治さんのインタビュー記事も万年筆へのこだわりが良く分かり興味深いものでした。万年筆の新作では何といってもセーラーのマイカルタが欲しくなりました。川口さんのペンクリニックがある時に、その場で購入して調整していただきたいものです。

趣味の文具箱 16 (エイムック 1918)

趣味の文具箱 16 (エイムック 1918)