先日、白星さんの萬年筆の迷走でインクの黴画像が公開されていて、万年筆のインクと黴の話を書きました。手元にある万年筆のインクではカビが生えたものは無いのですが、澱や沈殿が出来ていたものは少しだけあるので、以前紹介した画像と記事をまとめてみます。
古典ブルーブラックの澱(おり)
この間、まとめの記事を書いたダイアミンのレジストラーズインクの澱が持っているインクの中では一番激しいです。
ダイアミン社レジストラーズインクの滓をろ過で集めてみる
また、染料になる前のパイロットの古典ブルーブラックは、変化が全く見えないものもあるのですが、劣化しているものは激しく滓が発生しています。
また、他の方のブログですが、モンブランの古典ブルーブラックの使い切った空瓶にべっとりと滓が付着している画像(怖い、怖い(;;) | 道化は踊る)がありました。
顔料インクの沈殿
ヌードラーズのBullet proofでUV light proofなインクは顔料なのですが、静置していたら顔料が沈殿していました。
何十本の万年筆のインクを持っていますが、はっきりと澱や沈殿があるのはこれくらいのもので、大半のインクでは問題は起こっていません。