趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

趣味の文具箱 vol.69 2024年4月号を購入しました。

遅ればせながら、趣味の文具箱 vol.69 2024年4月号を読みました。

今回は「手書きを愛してる」特集で、インタビュー記事が多いので読みごたえがあります。
文房具を使うために筆記するのではなく、ガチの仕事のために選ばれた文房具の数々は強いです。ガチ仕事の文具には鉛筆が多いと感じました。
江口寿史さんが万年筆のインクは全てパイロット ブルーを使われているところが、潔さがかっこ良くて憧れます。
DJ KOOさんのお笑い賞レース優勝者予想ノートも、これこそノート使いの本道という感じで楽しんで使われていて良かったです。

パイロットのシャープペンシル S3の0.4mmを購入しました

パイロットのシャープペンシル S3の0.3mmと0.4mmが専用の什器を使って売っていたので、持っていないS3の芯径だった0.4mmを購入しました。

2024年2月27日に、0.3mmと0.4mmの新色を発売したということです。
www.pilot.co.jp

DICデジタルカラーガイドは万年筆インクの調色に便利なアプリ

プラチナのミクサブルインクやクラシックインク マイカラーなどを使って、万年筆インクの調色をする人は、「DICデジタルカラーガイド」というアプリが便利です。
www.dic-graphics.co.jp
iPhoneiPadで使えて、App Storeで「カラーガイド」で検索すると出てきます。

開くとこんな画面になり、大量の色見本の中から色を選択できます。サブスクリプションという項目もありますが、無料分だけでも万年筆インクの調色の参考に使うには十分です。

例えば日本の伝統色を選ぶと、色見本がずらっと並ぶので、一つ選んでみます。

DIC-N847という色を選ぶと、この色は「常盤緑」という色で、その由来も詳しく教えてくれます。
次に円柱型のアイコンを選ぶと、紙の種類や加工パターンを選んで円柱形の色見本を動かしながら眺めることができます。

更にインキ配合情報を開くと、どのインキを混ぜれば、この色を作れるのか分かります。
DICの印刷用インキの情報なので、このまま使えるわけではありませんが、調色をする時の目安とするには有益な情報です。

薔薇色だと、こんな感じの配合

私が以前、古典インクのピンク色を調色してみたときは、薔薇色の情報を元に、シトラスブラックとカシスブラックを混ぜて作りました。
pgary.hatenablog.com

ミクサブルインク | プラチナ万年筆