趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

にほんブログ村 その他趣味ブログ 趣味文具へ にほんブログ村 雑貨ブログ ステーショナリー雑貨へ 喜びますのでポチッとお願いします^^)ノ
万年筆用古典インクについて、文献を調査し、自ら実験してきた記録の主要な記事まとめ 本ブログのメイン記事
古典ブルーブラックと万年筆と私 または私は如何にして心配するのを止めて古典インクを愛するようになったか
万年筆適当主義 (鉄ペンに古典インク入れちゃうし、定期的な手入れもしてないよ。) 肩肘張らず、もっとカジュアルに万年筆を使おう。

趣味の文具箱の万年筆インク掲載数の変遷アップデート INK CATALOG 万年筆インクを楽しむ本

2020年5月8日の「INK 万年筆インクを楽しむ本」から2年、「INK CATALOG 万年筆インクを楽しむ本」が発売されたので購入しました。前回が2000色なので、それから500色増えて2500色収載されています。

これまでの趣味の文具箱掲載インク数の変遷をまとめたのが以下の表とグラフです。

号数 趣味文
発行日
インク
掲載数
備考
9 2008/1/30 208
14 2009/8/10 207 高橋良香 氏によるLab測定開始
21 2011/12/20 14号に追加
25 2013/3/20 21号に14色追加
28 2013/12/20 25号に58色追加
32 2014/12/20 431 28号に33色追加、6色削除
36 2015/12/10 470
40 2016/12/10 539 36号に56色追加
44 2017/12/20 602 40号に34色追加、デルタを削除
47 2018/9/20 747 44号に135色追加、2色削除
51 2019/9/5 1517 ペン&インクブランド804色、ショップオリジナル713色
INK 2020/5/8 2000 INK 万年筆インクを楽しむ本
55 2020/9/7 965 ペンブランド369色、インクブランド596色
59 2021/9/6 1017 ペンブランド374色、インクブランド643色
INK 2022/5/9 2500 INK CATALOG 万年筆インクを楽しむ本

前回より若干増え方が減ったようにも見えますが、新規インクメーカーの参入とショップオリジナルインクの増加により、まだどんどんと増加しています。

2年前の「INK 万年筆インクを楽しむ本」に関する記事の中でも書きましたが、趣味の文具箱では古典インクという用語が使用されています。
pgary.hatenablog.com

タンニンおよび鉄イオンを含む万年筆用インク」のことを何と呼んでいるかというアンケートを取っていますので、良かったらご回答をお願いします。
pgary.hatenablog.com

今回の「INK CATALOG 万年筆インクを楽しむ本」では、「シェーファーのインクボトルが2022年6月から、昔のようなリザーバー付きのものになる」というのが個人的に大ニュースでした。

シェーファーのリザーバー付き瓶は使い勝手が良く、他のインクを入れて再利用しています。

pgary.hatenablog.com
pgary.hatenablog.com
pgary.hatenablog.com
pgary.hatenablog.com

「タンニンおよび鉄イオンを含む万年筆用インク」のことを何と呼んでいますか。

プラチナの空カートリッジに関するアンケートが100件に到達しましたので、また別のアンケートを作成しました。
「タンニンおよび鉄イオンを含む万年筆用インク」のことを何と呼んでいますか。あるいはどのように呼びたいですか。
できれば下記の「タンニンおよび鉄イオンを含む万年筆用インク」に対する呼称の変遷と、西洋のiron gall inkに類するような共通認識が日本語にあるのか、についての二つの記事を読んでから、ご回答いただけたら幸甚です。

pgary.hatenablog.com

pgary.hatenablog.com


プラチナの空カートリッジに関するアンケートの結果はこちら。
pgary.hatenablog.com

これまでに調べたり実験した結果をまとめた記事はこちら。
pgary.hatenablog.com

古典インクというのは誤訳なのかという話

英語のiron gall inkに対して、古典インクというのは誤訳ではないかという話、誤訳というより、そもそも訳していないですが、正確さを欠いていると言われれば、その通りと言わざるを得ないです。
iron gall*1 inkを訳すなら、「タンニン鉄インク」というのが適当と思います。
タンニン酸鉄インクではない、没食子酸かもしれないから、没食子酸鉄インクでもない、タンニン酸かもしれないから、没食子インクでもない、鉄の要素が無いし、五倍子かもしれないから。
その点タンニンというのは、Wikipediaによると、「植物に由来し、タンパク質、アルカロイド、金属イオンと反応し強く結合して難溶性の塩を形成する水溶性化合物の総称」なので、タンニン酸でも没食子酸でも没食子でも五倍子でも問題無いです。
タンニン - Wikipedia

pgary.hatenablog.com
上記の古典インクと最近呼ばれているインクの名称の変遷を書いた記事、「万年筆インクを3分類するのは、その性質や使用上の注意点が大きく異なるから。」の中でも、共通認識として共有されることで名称が定まることを示唆していますが、古典インクは最近の主流ではあるけれども、共通認識として共有されるところまでは行っていないので、まだこれから変わる可能性は大いにあると思っています。

ただ、iron gall inkを正確に訳さないと駄目なのかと言うと、それはまた別の話です。そもそもiron gall inkを入れる先のfountain penからして、泉筆と訳すこともありますが、結局、万年筆の方が共通認識として共有されているわけで、ここまで定着すると今更、正確な訳じゃないから泉筆と呼ぶように、というのは無理があるだろうと思います。

*1:gallという単語には「苦い」というイメージがあり、そこから様々な苦い物の意味が派生していると考えられます。

BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール HP Directplus -HP公式オンラインストア-
デル株式会社 富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART