趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

SL-C3000を予約しないわけ

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

 あとで読む

MI-E1とSL-C700というSHARPの初物を2台続けて買ったので、多少学習して慎重になっています(^^; SHARPの初物に手を出すのは半分賭けのようなところがあります。発売までに練りこまれていればいいのですが、試作機のような状態でぎりぎりまで開発されていたものだと、発売後何かがあるかもしれません。発売後でも対処できることならいいのですが、対処できないものだと(^^; また、SHARPは新しいことをどんどんやる代わりに、古い規格をどんどん捨てていくところがあるので、E1もC700も後継機とは仕様が違っていて、使えないデータ形式があったり、使えない周辺機器があったり(これはしょうがないけど)、悲しい思いをすることがあります。いつまでも同じ形式のスタイラスを使っているように、変なところで下位互換性があるのにね(^^;
SL-C3000ですが、これも試作機というか実験機というか、そういう類いのにおいがぷんぷんします。なんか新しいことをやったるで〜と4GのHDDを内蔵してみたものの、バッテリー持続時間が短くなっちゃって、クロック数が控えめになっちゃったみたいな勝手な想像をしてしまいたくなります。SL-C3000に食指が動かないのは、そんなハード的なことばかりではなく、公開されている仕様からだけではソフト的な改良点をあまり感じられないところが大きいです。ウェブブラウザはNetFrontだし、メールやカレンダー等もあまり代わり映え無さそうだし、広辞苑とジーニアス英和・和英が入って、電子辞書としても使えるというのがソフト的な売りのひとつですが、最近の電子辞書だと、ジーニアス大英和とリーダース・リーダースプラスの両方が入っている機種も多いので、普通のジーニアスだと見劣りがします。
C700のキーボードのESCや下矢印の利きが悪くなってきているので、そろそろ後継機を考えていたのですが、もう一世代様子見になりそうです。もっさりとかいろいろと言われるC700ですが、スペシャカーネルで活入れして、大容量のバッテリーを使い、素晴らしいオンラインソフトを詰め込むことで、なかなかバランスのとれた、今でも十分に現役として通用するPDAとして使うことが出来ます。そんなところは、クロックアップして、ごりごりにカスタマイズして長く使ったHP100LXを髣髴とさせるところがあります。
MobilePressの秋号を読んでいたら、L.Forceさんや、たろサさん等もC700を使い続けられていて、そろそろ新しい機種が欲しいなあという感じになられているようです。C3000はその買い替え対象機種になれたのでしょうか。