趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

とりあえずここに書いておいて先に進もう

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あなたはなぜ勝間和代に勝てないのか

これとか、

「地道な努力」よりも、はるかに人生を好転させる努力の仕方

とか、読んだら何とも言えぬ漠然とした、じくじくとした気分が晴れないので、とりあえずこんなところかなと思ったことを書き付けておいて先に進もう。
途中の思考過程とか全部とばして、自分なりに一応落ちついた結論は、
1. 世の中、その仕事に必要なスキルとか努力とか体力とか気力とか責任とかと、その仕事に対する報酬が比例しているものばかりではない。概ね比例しているかもしれないけれど往々にして逆転しているところが見受けられる。
2. 世の中そんなものだから、楽して儲かるところに辿り着くことを目標にしろ、そのためには努力しろ、効率的に働け、学べ。
というところに行き着くのかなと、「ウェブ時代をゆく」を見ても、「効率が10倍アップする新・知的生産術」を見てもそんな境地にしか辿り着けないんですよね。あああさましや、あさましや。
追記1:楽して儲かるところに辿り着く、というと誤解を受けそうなので、楽しく有意義に生きられるところに辿り着くためには、くらいの方が妥当かな。
追記2:上のような人生計画を立てていく上で、自分のやりたいことを突き詰めていった時に、果たしてその道で楽しく有意義に生きられるところに辿り着くことが出来るのか?、ということが問題になるよな。そんな道を選択するやつが悪いと言われても、その道を行きたいのであればしかたがないということもあるだろうし。
追記3:楽しく有意義に生きられればいいといっても、やっぱりお金は重要だよな。せめて結婚したい時に結婚できるとか、子供を作りたい時に子供を作れるとかくらいは。

ちょっと違う。天才とは、誰よりも楽に努力している人のことである。

楽に努力している人というよりも、楽に努力できる人というか、楽に努力できる能力のある人、というように思います。能力とか言うと、いや誰でも出来るとか言われそうだけど、誰でもは出来ないよなあと思うのです。「成せばなる、成さねばならぬ、何ごとも、成らぬは人の成さぬなりけり」とも言うけれど、「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」のほうが納得のいく言葉ではあります。