趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

8の字旋回でロットリング コア万年筆も生き返りました。

8の字旋回を覚えてからというもの、これまで書き味が気にいらなくて放り出していた鉄ペン先の万年筆を引っぱり出し、調整して使っています。
趣味の文具箱vol.36のペン先屈伸運動と8の字旋回をやってみた。 - 趣味と物欲
ロットリング コアも8の字旋回で生き返りました。ゴツイキャップと軸、えぐれた持ち手部分、見るからに奇妙な万年筆です。持ち手部分はしばらく使ってくると慣れてきますが、いつもの自分の字とは違い、この万年筆に独特の筆跡になります。
ウォーターマンのカートリッジでフロリダブルーを入れてみましたが、フローはとても良い。それに先立ち、ペリカンコンバーターも挿してみたのですが、軸からコンバーターが抜けなくなって往生しました。
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万年筆スタイルという10年前のムックに、この万年筆の愛用者が紹介されています。と言っても、ロットリングの代理店のサンフォートジャパンの方です。写真ではキャップをポストして書かれていますが、かなりリアヘビーになるので、私はキャップは付けない方が好みです。
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このムックには各社の担当者が自分のお勧め万年筆と掲載されているのですが、セーラーの頁では、貴重なスーツ姿の石丸さんを見ることができます。

デルガード タイプLxは普通のデルガードとはまったくの別物ですなあ。

頻用するシャープペンシルは頻繁に変えています。過去にはカスタム74のシャープペンシルや通常のデルガードも紹介しましたが、最近よく使っているのはDelGuard Type-Lxです。
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通常のデルガードとは驚く程似ていません。グリップもキャップもクリップも別物、共通しているのはデルガード機構くらいじゃないでしょうか。
金属グリップでかなりの前重心、通常のデルガードとLxでかなり好みが分かれそうな味付けがされています。
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同じゼブラの製図用テクトツゥーウェイとなら共通した部品があるんじゃないかと並べてみたのですが、こちらとも違っています。
個人的には前重心とデルガード機構の安心感からかなり使いやすいシャーペンです。筆箱の定位置も、しばらくはこれで落ち着くように思います。