趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

アメリカで何かと便利に使われる銀色のテープを買った。

米国では応急修理などで何かと使われたり、映画では悪者をしばったり、逆に猿轡に使われてピンチになったりと大活躍するダクトテープ - Wikipediaを買ってみた。 アメリカ的には3Mのダクトテープかと思うのですが、Amazonのレビューによるとダクトテープより厚手らしいので、アサヒペンのパワーテープを買ってみた。バリっと引いて、手でビリっと千切り、ピッチリ貼れる、あちこち補修したり、固定したくなってしまう不思議な快感のテープです。一家に一本は常備したら絶対便利なテープです。

パーカー5thテクノロジー (インジェニュイティ) を支える日本の技術!?

万年筆のインクフローとインクの表面張力の関係について - 趣味と物欲、探しものをしていて、テイボー株式会社のページに辿りついたのですが、
テイボー株式会社 | 会社案内 | 会社概要を見ると「帝国製帽株式会社」として創業され、フェルトの帽子の製造から、マジックインキのフェルトペン先などを製造して来られた会社です。
フェルトペン先では世界トップシェアの会社とのことですが、テイボー株式会社 | テクノロジ― | 基本技術のページにある「芯の内部にある気孔の設計」を見ると何か見覚えがあります。*1

下記の囲み内の文章の画像へのリンクは悉く切れているのですが、リンクが切れる前は、本当にそのものズバリの画像がありました。既にリンクは切れていますが、記録として残しておきます。

パーカーのページでは画像を見つけきれなかったので、探してみたところ、ペンハウスのパーカー5thの紹介ページにありました。パーカー5thの紹介チラシのペン先拡大図をご覧ください。

完全に一致?

テイボーのリニューアルされたウェブページでは、テイボー株式会社 | テクノロジ― | お客様要望をオーダーメイドで実現のページのプラスチック芯のところに、以前見た、インジェニュイティのペン先拡大図と似ている画像がありました。
プラスチック樹脂をチューブ状に押出成形して作るプラスチック芯だと、芯内部に色々な形状の気孔を作製することができるのですね。


*1:テイボーのウェブページがリニューアルされる前には、「プラスチックペン先端部の拡大写真」という、インジェニュイティのペン先拡大図と全く同じ画像があったのですが消えていました。

OHTOマジェスティック万年筆は高級感ある軸とSchmidtペン先で書きやすくても2000円。

万年筆の図鑑という本を読んでいたら、OHTOのページにMajestic(マジェスティック)という見慣れない万年筆が載っていて、なかなかかっこよく見えて気になりました。OHTOの万年筆と言えばTascheやRookなど、どちらかというと細軸だったり、小さいイメージだったのですが、MajesticはM400と並べてみても大きくて立派な万年筆です。


キャップを同軸に挿すとスッと嵌り、グラグラしたりせず、こんなところでも良い製品だと実感させられます。

軸の中に最初から、OHTOの万年筆用カートリッジが背中合わせに2本入っていました。OHTOのカートリッジはヨーロッパタイプのショートカートリッジで黒しかありません。OHTOからコンバーターは販売されていませんので、ペリカンコンバーターを装着しセーラーの顔料インク StoriaのNight (ブルー) を入れました。

ペン先はドイツのShhmidt製で引っ掛かりなく滑らかに書けます。

キャップは嵌合式ですが、固くなく緩くなく小気味良くパチッと開け閉めできます。また、キャップ内にはインナーキャップがあって乾燥を防いでおり、顔料インクを使っても特に不具合は出ていません。

私は青軸を購入しましたが、他に黒軸と赤軸があります。
気取らずガシガシと使う万年筆として、なかなか優秀な万年筆だと思います。