万年筆の図鑑という本を読んでいたら、OHTOのページにMajestic(マジェスティック)という見慣れない万年筆が載っていて、なかなかかっこよく見えて気になりました。OHTOの万年筆と言えばTascheやRookなど、どちらかというと細軸だったり、小さいイメージだったのですが、MajesticはM400と並べてみても大きくて立派な万年筆です。
キャップを同軸に挿すとスッと嵌り、グラグラしたりせず、こんなところでも良い製品だと実感させられます。
軸の中に最初から、OHTOの万年筆用カートリッジが背中合わせに2本入っていました。OHTOのカートリッジはヨーロッパタイプのショートカートリッジで黒しかありません。OHTOからコンバーターは販売されていませんので、ペリカンのコンバーターを装着しセーラーの顔料インク StoriaのNight (ブルー) を入れました。
ペン先はドイツのShhmidt製で引っ掛かりなく滑らかに書けます。
キャップは嵌合式ですが、固くなく緩くなく小気味良くパチッと開け閉めできます。また、キャップ内にはインナーキャップがあって乾燥を防いでおり、顔料インクを使っても特に不具合は出ていません。
私は青軸を購入しましたが、他に黒軸と赤軸があります。
気取らずガシガシと使う万年筆として、なかなか優秀な万年筆だと思います。