趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

パイロット カスタム845をFA 10号ニブに、742の首軸を845と交換

下手な字なりに、フォルカン (FA)の力の入れ方、抜き方が分かってきた感じがしています。

今は743より柔らかいという742のFAを使っていますが、どうせなら一番良いFAが欲しい。そうなるとアサヒヤ紙文具店の朱漆845かとページを見てみたら、現在品切れで価格改定予定とか。

朱漆の FA は 2017年に入荷の予定で、時期は未定です。
メーカーより、朱漆に関して2017年以降入荷分の価格改定を指示されていますが、価格は現在未定です。
パイロット カスタム845 万年筆 -アサヒヤ紙文具店-

しまった〜早く買っておけば〜と後悔しましたが、次点の策としては845と同じ15号ニブの743から移植という手もあります。ニブを抜いて交換することを考えていたのですが、845も743も首軸は共通なんじゃないかと思いつき、検索してみると、PILOT万年筆wikiに首軸の互換表がありました。
首軸の互換表 - PILOT万年筆@wiki

845のところは空欄でしたが、なんと743と742は互換性があるとのこと、それじゃあ845と742もいけるだろうと試してみました。

見事に互換性ありました。ちょっと小さい10号ニブになりますが、あまり違和感は感じません。それに15号より柔らかいFAニブというのも良いです。
また逆に、845の首軸を入れた742は、ペン先がキャップにつかえるんじゃないかと、おっかなびっくりで締めたのですが、こちらも特に問題ありませんでした。細身の軸に豪華な15号バイカラーニブで、これはこれで有りな組合せかもしれません。

かねてより懸案だったIchigoJamのファームウェアをアップデートした。

文化の日を利用して、前からやろうやろうと思っていながら放置していたIchigoJamのファームウェアをアップデートしました。
IchigoJamというのはBASICでプログラムができるワンボードコンピュータで、自分で半田づけするキットだと1500円くらいで手に入ります。

日々ファームウェアもアップデートされていて、私が購入したときは、まだバージョン1.0より前だったのですが、最新は1.2.1です。
ファームウェアのアップデートはそれなりに面倒で、USB-シリアルモジュールを使ってファームウェアを流しこむ必要があります。
色々なページを参考にさせていただいたのですが、こういうことをするのが初めてだったので、GNDが3ついるけどどうやって繋ぐかというところで躓いてしまい、何度も試行錯誤してしまいました。

今思えば、ブレッドボードをかませたりすれば良かったのかもしれませんが、以前購入した古籏さんのIchigoJam本に載っていたRESETとGNDの接続方法とタイミングを参考にしたらうまくいきました。
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パソコン側はMacBookを使い、Flash Magic - Welcomeで書き込みました。
やっと1.2.1という表示を見ることができて一安心です。
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ファームウェアのアップデートができたので、秋葉原のIchigoJamショップで購入したPanCakeを重ねて、専用のアクリルケースに収めました。

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往年の8ビット機のようにBASICプログラミングができるということで、往年のスターを引き寄せるのか、今回参考にさせていただいた古籏さん以外にも、森 巧尚さんがIchigoJamが載っている本を出されるようです。

楽しく学ぶ アルゴリズムとプログラミングの図鑑

楽しく学ぶ アルゴリズムとプログラミングの図鑑

森 巧尚さんと言えば、(マイコンBASICマガジン) ベーマガの投稿プログラムの常連で、キャラグラの使い方に定評がありました。
「森巧尚のBASIC MAGIC」という本は当時何度も読み返して、今でも新幹線に乗る時、乗車券と特急券を見ると思い出してしまいます *1またベーマガと言えば、電子工作マガジンの中で復活しており、森 巧尚さんのゲームプログラムが掲載されていました。
pgary.hatenablog.com

*1:読んだことのある人にしか分からない謎の話^^;

MiSTEL BAROCCO分離式キーボードのファーストインプレッション〜!!!

あんな記事を書くということは、だいたい注文し終わってます。がりぃです^^;
pgary.hatenablog.com
若干発送が遅れていたので心配しましたが無事やってきました。
キーボードの箱としては今だかつて無い程ぶ厚いです。
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それもそのはず、中は三段重状態、厚いのが左右キーボード、薄いのがその他付属品の箱です。
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左右のキーボードを繋ぐケーブルとPCとの接続用ケーブル、オレンジの交換用エンターキーとゴム足、キーの引き抜き工具、説明書は日本語版と英語版付きです。
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赤丸がmicroUSB、黄色丸がminiUSBの端子になっていて、microUSBのうち2つは左右のユニット接続用、もう1つはテンキー接続用、miniUSBの2つがPC接続用です。
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これまで使っていたARCHISSの茶軸と比べると、ファンクションキーやカーソルキーが無い分全体の大きさは小さくなっています。合体すれば普通のキーボード状にもなります。
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とりあえず設置してみたところ、右下の赤で囲った3つのLEDがキーボードの状態を示していて、左がキーレイアウト (QwertyDvorak、Colemak)、中央が自分で設定できるキーレイアウトのレイヤー(LEDが赤緑青の3色に光り、3種類のレイヤーを記憶できる)、右端がモード表示(キーレイアウト設定中などの状態)になります。
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Macのキーボードだと、Alt (Option)とWindows(Command, Appleキー)の位置が左右逆なので、キートップを入れ換えます。
ちゃんと茶軸でCherryと書かれていました。
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省かれているカーソルキーはFn+IJKLで入力します。Lの手前には左矢印の表示があるはずなのですが、描くのを忘れていたようです。
追記
アーキサイトのTwitterアカウントにこの件ツイートしたら、サポート窓口を紹介されてすぐにメールで連絡が来ました。Lのキートップのみ送ってくださるとのこと、サポートのフットワークが軽くて安心!嬉しくなってしまいました。

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追記
矢印の印刷されたLのキートップが送られてきました。アーキサイトはサポートも素晴しいです!

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キーボード側でもレイアウトをいじれるのですが、Macだといくつかのキーは設定から簡単にいじれるので、システム環境設定 > キーボード > 修飾キー から 「キーボードを選択」メニューでUSB-HID Keyboardを選び、Caps LockをControlに、OptionとCommandは入れ換えます。
この記事は早速BAROCCOで入力していますが、ぶっつけで違和感なく入力できています。最近また肩が痛くなってきていたのですが、使い始めてすぐに入力が楽になっているのが実感できています。

ファンクションキーやカーソルキーが無いのは、日本語や英語を入力することに関しては問題ありません。そもそもAquaSKKなので、変換などでファンクションキーもカーソルキーも使わないのです。
ただ、ちょっとした文章内の移動とかスクロール、EXCELだとセルの選択、PowerPointだと図の微妙な移動などで、結構カーソルキーを使っていたことに、キーが無くなったことで改めて気づかされました。
右下のALT, FN, PN, CTRLを矢印キーにするという設定も組込まれているのですが、それを使うとFNキーが無くなるので、それはそれで困りそうです。

これは良いものだというのは自信を持って断言できます。メーカーへの要望としては、FNキーを目立たせたいので、色違いのキーが欲しいです。できればWINキーと置き換えられるCommandキーも。
BAROCCO シリーズ(英語配列) | 株式会社アーキサイト

赤軸はAmazonの価格も跳ね上がっています。茶軸黒軸はまだ元の価格で注文できますが1〜2ヶ月待ち、青軸のみ8〜12日以内で手に入ります。

楽天のアーキサイトダイレクトでは限定の白軸発売開始、日本代理店のアーキサイトの価格が17,454円 (税込 18,850 円) なので、急ぎでないならこれ以上の価格で買わなくてもよいでしょう。
上記は限定の白軸故の価格で、通常の軸はツクモで15,700円(税込16,956円)になるようです。Amazonの予約価格と同じです。

製品サポート【キーボード】 | 株式会社アーキサイト
アーキサイトのFAQページによるとファームウェアのアップデートができるらしい。
Windows機に繋いでみたら、V1.01.02だったので、V1.02.00にアップデートした。