趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

電子工作マガジン別冊マイコンBASIC Magazine

電子工作マガジンの一コーナーとして復活していたマイコンBASIC Magazine (ベーマガ) がラジオの製作創刊65周年記念でまさかの別冊としての復活です。近場の本屋に入らないので、うっかり買い逃すところでした。
f:id:pgary:20190117013208j:plain
本屋が近くになくて、本屋でじっくり本を探すなど数ヶ月に一回できれば良い方という田舎の子でしたので、毎月買って貰えるベーマガとOh!MZだけは隅から隅まで読んでいました。
ベーマガに載っている自分のパソコン (MZ-700) 用のプログラムを打ち込み、他の機種のプログラムも移植したり、打ち込まないまでもテクニックを参考にするためにプログラムリストを読んでいました。
マイコンBASICマガジン - Wikipedia
2003年5月に休刊になった本誌ですが、IchigoJamプチコンの出現に伴なって復活の兆しが見えるのは嬉しい限りです。
ichigojam.net
smilebasic.com
ちょうど、くまめくりさんのところでもパソコン (MZ-2000) とBASICの話が出ていてタイムリーでした。
バブルソート: くまめくり ~日々是自転車操業~

文具本紹介: ワープロ時代の文具カタログ

古い文具の本を見つけたらつい買ってしまいます。今回ご紹介するのは「ワープロ時代の文具カタログ」という昭和60年 (1985年) の本です。
f:id:pgary:20190114123104j:plain
ワープロやパソコンも多数紹介されていますが、パソコンは98シリーズとしては2代目のPC-9801F2と、それに対抗した各社独自の16ビット機が載っています。まだ16ビット機の覇権を争っているところですが、この後急速に98が天下を取っていきます。一方8ビット機もソフトウェア資産を武器にまだ頑張っていて、ワープロは液晶表示が1行しかない機種が掲載されています。
f:id:pgary:20190114123708j:plain
ワープロ・パソコンからアナログ文具まで、まさにカタログ的に紹介している本で、ワープロとアナログ文具を組合せた使い方を提案するような本ではありません。万年筆では、鼈甲柄でCON-70と同様の吸入機構が組込まれている初期型のパイロットカスタムや四角い断面のクアトロ、LAMYサファリ等が紹介されています。
f:id:pgary:20190114123722j:plain
面白いのは「しかし、最近はその万年筆が徐々にではあるが見直されているという。」と書かれていることで、この当時から、ボールペンに押され衰退しつつある万年筆がまた注目されつつあるという概念があることが分かります。そのような概念は最近のものかと思っていました。
また、巻末に東京のショップを紹介してありますが、現在も残っているのは、伊東屋東急ハンズ、六本木のLapisくらいで、マイコンベース銀座、神宮前FLAX、歌舞伎町FORD★Sなどはもう無くなっていますよね。むしろ3店も残っていると思った方が良いのかな。

ダイソーでプラチナのシャープペンシルを3本買う。

まったく別のものを探しにダイソーに行ったのですが、必ず文具コーナーはチェックして面白いものが出ていないか確認しています。
今回は一番右端のグラマー オ・レーヌの黄軸がちょっと珍しいと思ったので購入し、ついでに、0.9mmのゼロシンとサイドノックのシャープペンシルを、既に持っているものですが、予備として買い足しました。
f:id:pgary:20190111023143j:plain
どれもちゃんと日本製で、折れにくかったり、芯が最後まで使えたり、サイドノックだったり機能もすぐれています。昨今、折れにくいシャープペンシルがブームで、デルガード、オレンズ、モーグルなど各社から発売されていますが、折れにくいシャープペンシルと言えば、昔はプラチナのイメージでした。
f:id:pgary:20190111023157j:plain
デザインやバランスなどは人それぞれ好みがあるでしょうが、機能的にはこの価格帯のシャープペンシルの中では群を抜いていると思います。

プラチナ万年筆 プレスマン 6色カラー セット

プラチナ万年筆 プレスマン 6色カラー セット