趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

BIBLIOPHILICの北星 大人の鉛筆

購入して仕舞い込んでいたのが目についたので開けてみました。
本屋の片隅で見かけるブランド「BIBLIOPHILIC」のCLICK PENCIL&SHARPENERです。
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ジュンク堂福岡店の移転前に購入して、そのままになっていました。
作っているのは北星鉛筆ですから、大人の鉛筆のバリエーションです。
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短かめの三角軸で、芯研器付き、BIBLIOPHILICの本の上にのった猫のロゴが入っています。
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通常の長さの大人の鉛筆に比べると3分の2くらいの長さですが、ちょっと使って、取り回しの良くなった、ちょうど良い長さの鉛筆という感じです。
bibliophilic.shop

ぺんてる サイドノックシャープペンシル 新旧ピアニッシモを比較してみる

ぺんてる シャープペン研究部の熱い記事*1を読んで買ってきたぺんてるのサイドノックシャープペンシル ピアニッシモ

廃盤になる前のピアニッシモと比較してみました。

かつて使っていた中学生の息子も既に高校生、今は使われず、全体的に黒ずみ、クリップも折れて、ペン立ての隅に眠っていました。
pgary.hatenablog.com

軸の表記は、新しい方が、Pianissimo PD205 0F、古い方は、Pianissimo PD205 7J、末尾の数字は、新しい方は2本とも0Fだったので、ロットでしょうか。古い方には、四角で囲んだ200の文字もあります。

良く見ると、金属チャックからプラ製のチャックに変わっていました。

ピアニッシモは、軸自体が芯のケースになっているインテグラルタンク的構造で、大量の芯を入れることができるのですが、そこからチャックの方に芯を送り出す部分がロートの様になっているのが秀逸だと思います。
これまで何でピアニッシモ?と思っていたのですが、サイドノックが軽くなったことに由来しているそうです。
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pgary.hatenablog.com

INOUEさんによるインクのフラッシュ (Sheen, 赤光) 論文のご紹介

Tomohiro INOUEさんが、noteに「インクのフラッシュ(Sheen)の起源を考える」という素晴しい論文を挙げられたので、ご紹介します。
序論、方法、結果、考察、参考文献と、論文としての体裁が整っており、本来ならどこかの邦文誌に投稿されても良いくらいのもので、インク沼界隈の方は必読です。
インクのフラッシュ (Sheen, 赤光) として、昔は敬遠され、現在のインク沼界隈では珍重され、楽しまれている方も多い現象です。
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