遅ればせながら、趣味の文具箱 vol.69 2024年4月号を読みました。
今回は「手書きを愛してる」特集で、インタビュー記事が多いので読みごたえがあります。
文房具を使うために筆記するのではなく、ガチの仕事のために選ばれた文房具の数々は強いです。ガチ仕事の文具には鉛筆が多いと感じました。
江口寿史さんが万年筆のインクは全てパイロット ブルーを使われているところが、潔さがかっこ良くて憧れます。
DJ KOOさんのお笑い賞レース優勝者予想ノートも、これこそノート使いの本道という感じで楽しんで使われていて良かったです。
パイロットのシャープペンシル S3の0.4mmを購入しました
パイロットのシャープペンシル S3の0.3mmと0.4mmが専用の什器を使って売っていたので、持っていないS3の芯径だった0.4mmを購入しました。
2024年2月27日に、0.3mmと0.4mmの新色を発売したということです。
www.pilot.co.jp
ペン先のタフさで比較する採点に適したサインペン選び
黙々と採点するのに、赤インクの万年筆やボールペンも試してきましたが、最近は専らサインペンを使っています。マイブームが一周した感じです。
サインペンも色々と試してみましたが、最近は「プラチナ ソフトペン*1」、「パイロット スペア式サインペン*2」、そしてド定番の「ぺんてる サインペン*3」を取っ替え引っ替えしながら採点しています。
プラチナ ソフトペンのペン先は硬くて、パイロットやぺんてるのサインペンの方が柔らかく書き心地は良いのですが、ゴリゴリと採点しているとペン先が変形 (擦り切れ?) て来ます。
下の画像で、左からぺんてるとパイロットは、ペン先が短くなって書き辛くなってきているのですが、右のプラチナのソフトペンのペン先は硬くてタフです。
ソフトペン用の替えペン先 (替チップ) も買ってはあるのですが、まだ一度も交換したことはありません。また、ソフトペンには、専用のマーキングペン専用カートリッジがありますが、こちらも一応買ったものの使っていません。
マーキングペン専用カートリッジ (SPM-200) は4本入りで220円(税込)なのに対し、万年筆用カートリッジインクは10本入りで440円(税込)なので、万年筆用カートリッジインクの赤を使っています。
カートリッジの外から見ても分かるとおり、マーキングペン専用カートリッジのインクの方が濃い色ですが、採点に使うだけなら万年筆用カートリッジの色でも問題なく使えます。
Xでルークさんからのご教示を受けて、ペン先の素材について追記します。
サインペンは私の領分w
— ルーク (@Rucktritt) 2024年3月9日
利用されてる材質は主に4つ
エステル:柔らかくインク保持量最高。高粒な顔料に適しており水性太字は大体これ。水性サインペンもコレ
弱点は削れて解けて割れる。
アクリル:油性専用。硬くて壊れない工業用特化。
溶剤特化しているので壊れない。焼きが入ってるのが特徴 https://t.co/LzDODh6oAp
- プラチナ ソフトペンのページ*4には、「滑りが良く耐久性の高いナイロン製チップを採用」と書かれていて、仕様にも「ナイロン芯チップ」とありました。
- パイロット スペア式サインペンの公式のページ*5には、ペン先の素材は書かれていないのですが、いくつかの通販サイトでチップ(ペン先)はポリエステルと書かれていました。
- ぺんてる サインペンは、サインペンの開発ストーリー漫画*6の中に、「樹脂を使ってアクリル繊維を熱で固め」と書かれていました。
三社三様、それぞれ素材が異なるという驚きの結果でした。