趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

趣味の文具箱掲載の万年筆インク数の変遷アップデート Vol.59まで

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ヘリテージに移って最初の「趣味の文具箱」は「インク愛が止まらない」と題したインク特集でした。2020年9月7日の55号から1年振りのインク特集です。
55号の万年筆インクカタログが965色で、59号が1017色ですから、1年間で52色増、内訳はペンブランドのインクが、369 → 374の5色増に対して、インクブランドのインクが596 → 643の47色増となっています。
ただ、TONO&LIMS、フェリスホイール・プレス、ヴァン ディエメンス、SKB、それからショップブランドとして出されているインクなどは、本誌には掲載されていますが、インクカタログには載っていませんので、実際の掲載数は1017をかなり超えています。
インクカタログに載せるインクが厳選されたというだけで、本誌の方にはVintaインクやIWIインク、TAGインクなども掲載されています。また発売されたばかりの、寺西化学のギターインキも掲載されていないので、もっと増えます。

号数 趣味文発行日 インク掲載数 備考
9 2008/1/30 208
14 2009/8/10 207 高橋良香 氏によるLab測定開始
21 2011/12/20 14号に追加
25 2013/3/20 21号に14色追加
28 2013/12/20 25号に58色追加
32 2014/12/20 431 28号に33色追加、6色削除
36 2015/12/10 470
40 2016/12/10 539 36号に56色追加
44 2017/12/20 602 40号に34色追加、デルタを削除
47 2018/9/20 747 44号に135色追加、2色削除
51 2019/9/5 1517 ペン&インクブランド804色、ショップオリジナル713色
INK 2020/5/8 2000 万年筆インクを楽しむ本
55 2020/9/7 965 ペンブランド369色、インクブランド596色
59 2021/9/6 1017 ペンブランド374色、インクブランド643色

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今回「とのりむ」インクがかなりの種類紹介されていましたが、実際には北から南まで、文具店のオリジナルインクの多くがTONO&LIMS製なので、日本地図に配置して、どれくらいあるのか見てみたいと思いました。

その他の記事では、古山浩一さんの記事がプラチナ#3776の話で、初代モデルからの変遷を紹介されていました。プラチナによる現在の理想の万年筆、究極の万年筆待望論には深く同意するとともに、期待してしまいます。