趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

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万年筆用古典インクについて、文献を調査し、自ら実験してきた記録の主要な記事まとめ 本ブログのメイン記事
古典ブルーブラックと万年筆と私 または私は如何にして心配するのを止めて古典インクを愛するようになったか no+e版
万年筆適当主義 (鉄ペンに古典インク入れちゃうし、定期的な手入れもしてないよ。) 肩肘張らず、もっとカジュアルに万年筆を使おう。
ペリカンブルーブラックが古典ブルーブラックのままか定期調査 Lot. 20F (2021年3月) 古典インクのままです。
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RPN電卓:デジタルな文具へのこだわり。

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Hewlett Packard (hp)社製の小型携帯端末であるHP100LXを使うことで覚えたのがRPN式の電卓操作法です。hpの電卓と言えば、アップルの創業者の一人、スティーブ・ウォズニアックも愛用者で、Apple Iを商品化する時、hp社のプログラミング電卓を売って資金にしたエピソードが有名です。
RPNになれてしまうと普通の電卓が使えなくなり、購入する電卓の選択肢が非常にせばまります。昔はRPN電卓も色々あったようなのですが、今では事実上hp製が唯一の選択肢です。そのhp社も、一度はRPN電卓から撤退しかけたことがあり、その時は一生分をどう確保するか悩んだものです。その後、RPN電卓の新製品も出る様になり、今ではアマゾンで買えるまでになったので、昔に比べると非常に購入しやすくなっています。昔は、秋葉原でも見かけることはまれで、新宿の紀伊国屋アドホック店に行ったものでした。買いやすくなった今でも、生産中止の悪夢の記憶が残っているためか、RPNが使える新製品が出るとついつい確保してしまいます。

左上から右に、HP100LX、hp33s、HP35s、hp48G+、HP50g
下段左から順に、HP12c Platinum、HP20b、HP32SIIです。
HP100LXは電卓というより小型のPCです。32SIIと33sと35sは普通の関数電卓、48G+と50gがグラフ機能付きの関数電卓、12cと20bはビジネス電卓で、金融や保険などの計算機能が付いています。私が普段使っているのは、レスポンスとキー配置&キータッチの良さから35sです。プロフィールの画像にも使っているくらい気にいっています。値段も手頃(と言っても8000円くらいしますから、電卓として安くはないですが)なのでRPNの入門機としてお薦めです。
そこまでして何でRPNなのかと言われるとなかなか説明に困るのですが、一番の理由は使う時気持が良いからでしょうか。普通の電卓だと計算の順番などを考え、方針を決めてから、おもむろにキーを叩きはじめることになるかと思いますが、RPNだと、とりあえず、タタッと数字をスタックに積んでおいて、その数字に対して処理を決めることができます。またRPNだからという訳ではないですが、hpの電卓には、地味にバックスペースキーがあるのも便利です。