最近はすっかり自転車に乗らなくなってしまいましたが、「弱虫ペダル」や「シャカリキ!」のような自転車漫画は大好きです。
そんな読み専サイクリストが最近読んで、最高に面白かったウェブ小説が、「好きな女の子と同じ高校に行くために自転車競技を始めたら光速スプリンターと呼ばれるようになっていました」です。
kakuyomu.jp
https://ncode.syosetu.com/n2171hc/ (小説家になろう)
弱虫ペダルはインターハイが主な舞台ですが、この小説では、全国高校自転車競技会、全日本選手権、国体、インターハイなど、高校生の様々な大会が舞台となっており、それぞれのルールに即した戦略を練りながら、ライバル達と競うところが読み応えがあります。
特に、全国高校自転車競技会編はコースが九州で、土地勘があるので、読んでいてイメージが湧いてきて尚更面白いです。
油山片江展望台を越えて、油山観光道路を北に向かい、草香江の270°カーブを回って、天神方面に抜けて行くところとか、はっきりと脳裏にコースが浮かぶので、感動もひとしおです。
自転車に乗る人も乗らない人も、本当に面白いので、ぜひご一読されることをお薦めします。