趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

プラチナ万年筆の究極に黒い万年筆用カーボンインク「超黒」を購入しました

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プラチナ万年筆の万年筆用顔料インクであるカーボンインクは、使い方や手入れに少し注意が必要ですが、強力な耐水性、耐光性と、万年筆の書き味をヌルヌルと極上にすることから、熱烈なファンも多いインクです。
新カーボンインクの「超黒」は、これまでのカーボンインクを改良し、より黒く、視認性を良くしたインクで、性能が上がっている代わりに洗浄には精製水を必要とする尖ったインクです。

趣味文のvol.65で発表され、vol.66でユーザーレポートが掲載されて期待が高まったところで、一部店舗で先行販売などもされていたようですが、2023年7月1日に正式に発売になりました。
pgary.hatenablog.com
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少し分けていただいて試しに使ってみたりもしていたのですが、ブログで紹介するものは自前で用意したいので、店舗で遭遇するのを待っていました。しかし待てども待てども、博多や天神の丸善では巡り合わず、ついに通販で購入しました。

しっかりとした紙の箱で開け方も凝っており高級感はあります。先行パッケージには精製水が付属していたそうですが、通常パッケージはインクのみです。

インクリザーバー付きの60mL瓶です。

一先ず、ガラスペンの平和萬年筆太字を使って、コレクトの情報カード C-3532に書いてみました。
「超黒」以外に、万年筆用顔料ブラックインクの「プラチナ カーボンインク」、「パイロット 強色」、「セーラー 極黒」、「モンブラン パーマネントブラック」、更に黒さを売りにしている「uni ユニボールワン」のボールペンで書いて、並べてみました。

「超黒」が他と比べて明らかにマットに黒く、光を吸収しているように見えます。顔料インクとしては先行の「カーボンインク」や「極黒」は光を反射して、ちょっとギラつく感じがします。
「強色」と「パーマネントブラック」は、「カーボンインク」や「極黒」に比べるとギラつきは抑えられていますが、「超黒」と比較すると若干の反射は感じます。
「強色」と「パーマネントブラック」の黒さ比較だと、わずかに「強色」の方が黒く感じました。
また、「ユニボールワン」は黒いですが、「超黒」がマットな黒なのに対して、艶のある黒に見えます。

ユニボールワンのページによると、立命館大学との共同研究で、uni-ball oneの濃い黒インクで書くと記憶力UPというのが売りの一つなのですが、「超黒」で書いた文字も、くっきりとして読みやすくいかにも記憶に残りそうです。
ユニボール ワン|ボールペン|三菱鉛筆株式会社

引き続き、万年筆での使用感や手入れの仕方など試していきます。

www.platinum-pen.co.jp
超黒 万年筆用水性顔料インク | プラチナ万年筆