昨日は、また趣味の文具箱のバックナンバーでも買おうかとジュンク堂に行って、結局「万年筆クロニクル」と「日本産万年筆型録―今買える国産万年筆のすべて」を買ってきた。今のところ、万年筆の本体やインクにかけたお金より、万年筆の本にかけたお金の方が多い^^;。
メインのインクを極黒からセーラー ブルーブラックに変えたが、せっかく買った極黒がもったいないので、何かに使えないものかと考えていたら、もう一本万年筆を持っていることを思いだした。これも記念品としてもらったもので、トライアングル万年筆のデコペンという製品。
書いていただければ一目瞭然なのですが、この万年筆は色々な太さの文字が表現できる優れものです。
セーラーのふでDEまんねんのようにペン先が上に反っています。カートリッジはヨーロッパタイプが使え、付属のコンバータはスライドして吸入するタイプで、棚釣り防止のバネが入っています。ペン先はイリドスミン付き、ボディは真鍮です。中国で生産されているそうですが、同社では上海英雄の万年筆も扱われているので、デコペンの生産も英雄系列でされているのではないかと思いました。曲ったペン先をうまく使いこなせなかったので、お蔵入りしていたのですが、改めて発売元のウェブページを見てみると、色々な太さの線を引けることを利用して絵を書くのにも良いと書かれているので、古山浩一氏もご愛用の極黒を入れるにはぴったりの万年筆かもしれないと思いました。万年筆画入門の本も出たことですし、これを機会に万年筆画に挑戦してみようかな。
- 作者: 古山浩一
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2008/09/27
- メディア: 単行本
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