趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

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万年筆用古典インクについて、文献を調査し、自ら実験してきた記録の主要な記事まとめ 本ブログのメイン記事
古典ブルーブラックと万年筆と私 または私は如何にして心配するのを止めて古典インクを愛するようになったか no+e版
万年筆適当主義 (鉄ペンに古典インク入れちゃうし、定期的な手入れもしてないよ。) 肩肘張らず、もっとカジュアルに万年筆を使おう。
ペリカンブルーブラックが古典ブルーブラックのままか定期調査 Lot. 20F (2021年3月) 古典インクのままです。
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Museさんから、自作ブルーブラックインクの原液のモニター結果をいただきました。

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Museさんより、自作ブルーブラックインクの原液のモニター結果をいただきました。Museさんには、以前にも自作ブルーブラックインクの原液を御送りさせていただきましたが、今回は、その時の原液と今回送付分の原液を比較していただいています。以前御送りさせていただいた原液は、硫酸鉄を使用した原液でしたが、今回分は塩化鉄を使用した原液になります。Museさんも引用されていますが、昔、没食子酸鉄インクで描かれたものが、インクの硫酸分により紙が腐食してボロボロになるということが起こっています。Iron gall inkで文献を検索してみると、Iron gall inkで書かれたものの保存方法の文献がたくさん出てきます。紙の腐食には硫酸分以外の影響もあるようですが、自作インクでは、紙への影響をできるだけ避けるために、硫酸を使わないRecipeに変更しました。