以前紹介した、シェーファーのジャム瓶インクをまとめ買いした天神INCUBE 4Fのお店、貴重なジャム瓶なので無くなる前にと慌てて購入したのですが、その後何度か見に行ってもちっとも減る様子がありません、むしろOMASまで増えてる(^^;
OMASのインクを買うのは一旦スルーしたのですが、趣味の文具箱 28のインクチャートで、色だけ確認しておこうと見てみたら、OMASの基本8色の中にブルーブラックがありませんでした。OMASのブルーブラックは廃盤品か!、とまたまた慌てて買いに行ったのですが、別に慌てなくても減っていませんでした(^^;
インクが減ったら斜めに置いて吸入できるという、ちょっと凝った形の瓶です。
値札は50%オフとなっていたのですが、実際に購入してみたら70%オフになっていました。
しかしインクにも箱にも、インクの色の表記は無く、貼られたシールだけが頼りというのは心許ないです。ボトルに色が書かれていないプラチナのミックスフリーインクを彷彿とさせます。
OMASのブルーブラックは、インク研究会-19の記事などで、染料ブルーブラックなのだろうと当たりをつけてはいたのですが、一応確認してみました。
左から、普通のペーパークロマトグラフィー、中央が筆記見本、右が二価鉄試験紙による試験結果です。
左の普通のペーパークロマトグラフィーでは、青の色素に赤を少し混ぜて、濃い紫にして黒っぽいブルーブラックを作っているのが分かります。
中央の筆記見本は、同時に購入したOMASのブルーと並べて書いています。下半分を水に漬けていますが、どちらも流れており、色素系のインクであることが分かります。
右は、二価鉄試験紙による結果で、試験紙が赤くなっておらず、鉄を含まない染料系ブルーブラックインクであることが分かります。
天神INCUBEの4Fで、今度はOMASのブルーブラックを70%オフで買いました。
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