趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

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万年筆用古典インクについて、文献を調査し、自ら実験してきた記録の主要な記事まとめ 本ブログのメイン記事
古典ブルーブラックと万年筆と私 または私は如何にして心配するのを止めて古典インクを愛するようになったか no+e版
万年筆適当主義 (鉄ペンに古典インク入れちゃうし、定期的な手入れもしてないよ。) 肩肘張らず、もっとカジュアルに万年筆を使おう。
ペリカンブルーブラックが古典ブルーブラックのままか定期調査 Lot. 20F (2021年3月) 古典インクのままです。
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ペリカンブルーブラックが古典ブルーブラックのままか定期調査 (2019年4月)

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色々な情報が錯綜した結果、定期的に浮上してくるペリカン ブルーブラックが古典ブルーブラックではなくなったという噂、その噂が話題になるたびに新しいロットのペリカンブルーブラックを購入し、二価鉄試験紙でチェックしたり、チェックを依頼したりしてきましたが、今のところずーっと古典ブルーブラックのままです。
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以前調査した時から2年くらい経ちましたので、銀座の伊東屋で最新のロットのペリカンブルーブラックを購入してきました。また最近はカートリッジを調査していなかったので、こちらもロングとショートのカートリッジを伊東屋で購入しました。
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ボトルのロット番号は18H、2018年のAから始めてH番目のロットになります。
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二価鉄試験紙を使ったクロマトグラフィーで、二価鉄を含む古典ブルーブラックかテストします。普通のろ紙を使うペーパークロマトグラフィーとは違い、色素を分離しているわけではなく、二価鉄と反応して赤く変色しています。
ペリカンのブルーブラックはボトルもロングカートリッジもショートカートリッジも赤く変色していますので、二価鉄を含んでいる、つまり古典ブルーブラックということになります。対照として用いたパイロットのブルーブラックは染料のブルーブラックですから赤く変色していません。
ペリカンのブルーブラックはボトルもカートリッジも古典ブルーブラックでした。
pgary.hatenablog.com
↑2020年3月にもペリカン ブルーブラックが古典ブルーブラックであることを確認しています。この時のロットはB19で2019年のBロットです。