趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

趣味の文具箱 Vol.48は沢野ひとしさんのインタビュー記事が良かったな。

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例によって九州では紙の本で発売されるまでタイムラグがあるので、dマガジンで趣味の文具箱 Vol.48を読む。
今回も思わず欲しくなってしまう新製品など、たくさんの情報が載っていますが、個人的に一番の記事だったのは、沢野ひとしさんのインタビューでした。その記事を読んで、関連する書籍を引っ張り出してきたのが次の画像です。

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趣味の文具箱 Vol.48
沢野ひとしさんと言えば、椎名誠さんの本に挿絵を描いているワニ眼の人で、イラストレーターというより、怪しい探検隊の登場人物という印象です。
趣味の文具箱に椎名さんが登場したのがVol.13なので、朋友の沢野さんが登場するまで、ずいぶん号数を重ねたものだなあと感慨深いものがあります。
「さわの文具店」では、松本市の「万年筆の山田」を訪れるシーンが出てきて、万年筆の山田で貰った「4本のヘミングウェイ」を読んで一気にあれもこれもと万年筆が欲しくなる様子が書かれています。
4本のヘミングウェイでは原稿締切ぎりぎりで、2頁だけ万年筆の山田の話を滑り込ませたということですが、その後、「万年筆の達人」ではその辺りの顛末も含めて、たっぷり11頁の記事になっています。こうして時系列を追いかけて、万年筆の山田の雰囲気を想像しながら読むのが楽しいです。
気になったのは、趣味の文具箱 Vol.48では沢野さんがモンブラン #72を愛用されていること。
さわの文具店の中で、京都で買ったばかりのモンブラン #84を橋の欄干から川の中に落としてしまう悲しいエピソードが紹介されています。本では、もう一度#84を手に入れることを宣言されていますが、その後手に入ったのでしょうか。
趣味の文具箱48 (エイムック 4216)

趣味の文具箱48 (エイムック 4216)