お仕事用のメインのパソコンは、MacBook Pro Retina mid 2014、6年前に発売された機種になります。2.6 GHz デュアルコアのi5ですが、メモリを16G積んでいることもあり、処理速度にはあまり不満はありません。
ただ256GのSSDの空きが常に不足気味で、NiftyというMacBook ProのSDカードスロットに挿してツライチになるmicroSDカードアダプタに、256Gのカードを挿してファイルを逃しても、まだパンパンです。
このパソコンを購入する時は、これからはクラウドの時代になるから、256Gで十分だろうと考えたのですが、手元に持っておきたいファイルが結構あったり、クラウドがローカルにキャッシュを作ったりして、意外とローカルにも容量が必要でした。
前からSSDを換装することは考えていたのですが、MacBook Pro用のSSDは結構良い値段がするので躊躇していました。
- Macbook ProのSSDを安価で大容量なM.2 NVMe SSDに換装 | Asterisk Works
- MacBook Pro Mid 2014 の SSD容量アップ – いつでも何かは新しい
久し振りにどんな状況か調べてみると、M.2 NVMe SSDをMacBook Proの端子に変換するアダプタを噛ませて、M.2 SSDを付けるとリーズナブルな価格でできるみたい。
アダプタは色々あるけど、どこのブログを見ても、Sintechにしておけと書かれている。

Crucial SSD M.2 1000GB P1シリーズ Type2280 PCIe3.0x4 NVMe 5年保証 正規代理店保証品 CT1000P1SSD8JP
- 発売日: 2018/10/25
- メディア: Personal Computers

ブログ等で紹介されているSSD交換手順では、内蔵バッテリーのコネクタ (赤枠部分) を外してから作業するようになっているのですが、コネクタ外すと逆に壊しそうな予感がしたので、ショートさせないように気をつけながら、バッテリーはそのままでSSDを換装しました。

緑枠の部分、元はSAMSUNGの256Gだったのを、変換アダプタを付けたCrucialの1TBに換装。ネジ穴に合っていない時はまだ差し込みが足らず、グッと更に差し込むとネジ穴が合います。

変換アダプタにはSSDと添う板が付いていますので、元のSSDより約倍厚くなります。元のネジ (T5) では長さが足りず固定できないので、アダプタに添付のものを使います。

1TBは広大だわ〜と言いつつ、本当はこの画面を見るまでに苦労しました。
M.2 NVMe SSDをUSB接続できるアダプタを用意しておいて、換装前にフォーマットや、できればOSのインストールまで済ませておいたら、はまらず楽だと思います。
私は換装後に諸々やることになったので、command + Rでネットブートして操作しようとすると、元々この機種に入っていたバージョンのMacOSで起動しようとするみたいでうまくいかず。
以前作っていたMojaveのインストール用USBからMojaveをインストール、すぐにCatalinaにアップデート、Catalinaの移行アシスタントを起動して、外付けHDDのTime Machineから復元という手順で行いました。

Blackmagic Disk Speed Testで測定してみると、Writeで1GB/s、Readで1.4GB/sくらい平均して出ています。
換装前の測定をし忘れていたのですが、元のSSDが512Gモデルで700MB/s、1Tモデルで900MB/sくらいという記事があったので、体感的にも結構速くなった感じがします。
- 【ベンチマークテスト】MacBook Pro (Retina, Mid 2014) 512GB SSD | 2階からMac
- https://nomadit.jp/pc/mac/speedtest-macbookpro-retina-13-mid2014-storage
最後のIntel MacBook Proを買うか悩んでいたのですが、これでもう少し引っ張って、次に買うのはApple Silicon搭載Macになるかなあ。