趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

今となっては趣味の領域、ワープロ本を読む

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今となっては本の内容を活かすことは、ほとんど出来ないのですが、歴史本のつもりで古いワープロの本を読んでいます。
それぞれの本の発行年は、

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どの本も梅棹忠夫 先生の「知的生産の技術」の影響を色濃く受けていて、パソコンやワープロをどう知的生産の技術に活かしていくのか、という話題が多いです。
マイコンによる知的生産の技術」~「ワープロ書斎術」まではワープロと言えば専用機で、だいたい300万くらいする機種が主流です。
「知的ワープロ生活術」では、まだ専用機の話が主ですが、98で動く松85が話題になり、パソコン驚異の10年史では、大ヒットした日本語ワープロソフトとして一太郎が出てきます。
「知的生産の文化史」は副題で「ワープロがもたらす世界」と謳っていますが、粘土板に始まり筆記具の歴史に割いたページが多い異色の本です。ワープロでは、携帯性の高い機種としてOASYS Pocketが出てきます。

「知的生産の技術」が今でも色あせず、読み継がれているのは凄いです。現代のOASYS Pocketと言えば、pomeraですね。
デジタルメモ「ポメラ」 | KING JIM