しばらく前にデイリーポータルZで、うまかっちゃんの食べ比べが記事になっていましたが、紹介されていた「久留米風とんこつ 」「 博多からし高菜風味」「熊本火の国流とんこつ」「 鹿児島黒豚とんこつ」あたりは、人気もありほぼレギュラーの味になっています。
portal.nifty.com
しかし、うまかっちゃんには、ガリガリくんみたいに一瞬発売されて、すぐに消えていく味も多く存在しています。
ハウスのうまかっちゃん歴史年表のページで見ても、見覚えがない味が結構あります。個人的にレギュラー以外の味では、魚介とんこつ系が好きです。
歴史年表 | うまかっちゃん | ブランドサイト | ハウス食品
「めんたいとんこつ濃厚仕立て」と「赤辛」がマルキョウに売っていたので買ってきて食べました。
「めんたいとんこつ濃厚仕立て」はスープに明太子の味が付いているという想像どおりの味です。別に明太子入れなくて良いかなというか、ラーメンに明太子って普通入れないですよね。明太子は明太子ごはんにして、ラーメンとは別に添えたい。
「赤辛」は、一風堂や一蘭みたいな赤辛いペーストの小袋が付いています。こちらも味は想像どおりだと思います。
どちらもレギュラーになるには微妙な味だと感じましたが、うまかっちゃん歴史年表でもこの2つの味は、「(注) 現在は販売しておりません」と表示されており、そういうことなのだろうと思います。
図書館でパイロット万年筆の社史「パイロットの航跡」を読みました。
市立図書館に禁帯出でパイロット万年筆の社史「パイロットの航跡」があるというので読みに行きました。
社史に載っている万年筆インキの写真は下図の左側のグレーの丸が画かれたものでした。パイロットのインキはこの後下図の右のものへとデザインが変更されて、その時ブルーブラックはまだ古典インクでしたので、少なくともこの社史が刊行された1979年には、パイロットBBは古典インキだったのだと推察できます。
社史の中から気になった点をいくつか、Gemini PDAでメモを取ってきました。
p128 インキ原料が物資統制でしだいに不足し、、、五倍子は中国産であるため、輸入の減少とともにタンニン酸は局方から工業用となり、さらに水性となって、ついにはスマックタンニン等、だんだん質が低下していった。
戦時中の物資統制により質が落ちていったようですが、パイロットではそれまで局方品、つまり医薬品用のタンニン酸を使っていたのですね。またスマックタンニンというのは、スマックという植物の葉から取れるタンニンで主に皮を鞣すために使われていたものだそうです。
p134 昭和13年9月 固形インキの製造を開始
p135 昭和13年11月 第15合金、14年3月 第27合金を開発し、第27合金は、硫酸はもちろんのこと塩酸にも耐えうるものだった。
第15合金、第27合金のことは、下記のように昭和14年の「萬年筆と科學」にも出てきますので、開発されてすぐに公表されたことが分かります。
5%の塩酸に耐える第十五合金、更に9%の塩酸に耐える第二十七合金を完成し、これで白ペンを製造した。
鉄ペンと古典ブルーブラックの話は、少なくともパイロットに関しては戦前に解決しているではないですか。 - 趣味と物欲
p136 16年5月 クローム、タングステン、ニッケル、ボロンを成分とするパイロスミンCの開発に成功、17年3月にはインキに対する耐酸性をさらに強めたパイロスミンDを実用化、イリドスミンの使用は17年7月に禁止された。
パイロスミンについては下記のように先人の方の記事がありました。
戦中は物資不足でペンポイントのイリジウムすら使えなかった。そこでパイロットは「パイロスミン」と名付けた超硬合金を開発、代替剤としていた。
— しゅん (@Shun_I_715) August 11, 2018
これの研ぎは面白い。宝石のような独特のカットだ。上は平らだし、ニブの下側からペンポイントを溶着したのかも?スタブ調の字が書ける良い研ぎだ。 pic.twitter.com/lqlorv2aAJ
ameblo.jp
Gemini PDAのSKK設定を見直し。
「かなキーをトグルに」をオフ
DefaultはトグルがオンになっているのでCtrl+Jで、かなと英語が切り替わるが、キーを押したらそのモードになるという方が、現在のモードを目で確認する必要が無いので好み。オフにするとCtrl+Jでかな、lで英語モードになる。
「Sticky shift」をオン
Shiftキー押しながら入力を、Shiftキーに続けて入力でもできるようにする。机の上で叩いている時はどちらでも良いのだけれど、手に持って親指入力している時は、この設定にするとかなり楽。
ローマ字変換でjyaが無いのでjaを使うように矯正する。
今まで自分の癖を意識していなかったけれど、「じゃ」と入力するときjyaとしていた。SKK for Androidのローマ字変換にはjyaが無いのでjaを使うように矯正中。キーを叩く数が減るので矯正した方がお得かな。
かなモードだとFnキーが効かないみたい。
CtrlキーはAの隣が好きだけれど、Gemini PDAのその位置のキー(Tab)は他の半分の大きさなので、時々打ち損ねることがある。試しにキーの入れ替えをやめて、Ctrlと-(ハイフン)の位置を元に戻した時に今更気づいたのだけれど、SKKのかなモードだとFnキーが効かなくて、キーの手前に印刷している記号が軒並入力できない。
ハイフンさえ移動させておけば、他の記号はあまり使わないのだけれど、この文章を書いている時「」を入力し難いのに困った。結局元の通り、CtrlとTab、\と-を入れ替えた。
追記:Gemini PDA向けのSKK for Androidは、Fnキーが効くようにカスタマイズされていました。
GitHub - tesurijp/SKKforAndroid-tesuri-custom: SKK for Gemini PDA (forked from SKK for Android)
FJにポッチが欲しいし、入れ替えたらキーの表記も変えたい。
FJにポッチ付きのキートップ、\の変わりに-が印刷されたキートップだけ欲しい。キートップだけのクラウドファンディングで、もっと豪華なキートップ*1のフルセットというのでも良いなあ。
*1:レーザー刻印とか2色成形とか