黙々と採点、赤は鉄ペンで使おうと、しばらくLAMY アルスターを使っていたのだけれど、少し紙にひっかかる感じがするのが気になって、プロフィット21に入れてしまった。インクは入手のしやすさから、パイロットのレッド、町の文具店でも、これだけはボトルであったりする。くっきりとした赤色で、ちょっと質の悪い様な紙に書いているが裏抜けは無い、パイロット特有のきつい匂いも好き。しかしずっと同じ作業をやっていると飽きてくる、インクを変えてみたくなる、、、ということで、ちょっと調べてみた。狙うはそこそこの価格で入手もしやすい、ペリカンかウォーターマン。
ちょっと期待よりも濃い感じ。という印象より、「赤」というよりは「茶色」に近い発色に見えます。
これはインクの「結晶化」と呼ばれていますが、ペリカンの赤インクも非常にこれが顕著ですね。
色の好みは別として(笑)、エメラルドグリーン共々廃盤になったモンブランの赤はこの点は優秀です。
金ペン堂店主の古矢健二さんから、赤色インクと緑色インクは要注意だよ、と教わりました。
赤と緑は、固まりやすく、詰まりやすいというのです。
金ペン堂では、赤インクは、パイロットを勧めてくれたのですが、使ってみると、発色が薄く感じられ、色合いも好きになれませんでした。
書いた直後は鮮やかな赤、
しばらくすると少し黒っぽく落ち着いた色になります。
以前は、LAMY safariの赤軸にこのペリカンの赤インクを入れていましたが、最初に棚吊りが起こり、その後、キャップをしているにもかかわらず、ペン先のインクが乾くようになり、「書き始めが・・・」というレベルを越えたかすれ現象が見られるようになりました。
赤インクに関しては、ウォーターマンの方が評判が良さそう。パイロットと色の感じも違うようだし、ウォーターマン レッドを買ってみようか。
ナガサワ文具センターの色見本 http://www.rakuten.co.jp/nagasawa/463807/479768/
https://www.rakuten.co.jp/nagasawa/img10521024761.gif
パイロットと比べるとウォーターマンは暗い感じか。
あ〜とかやっている間に採点が終わってしまった。いつも赤のゲルボールペンを2〜3本使い切る感じなので、ランニングコストだけで比較すると万年筆の方が安いが、本体が良いもの欲しくなるからな^^;