万年筆評価の部屋:6月16日(日)は萬年筆研究会【WAGNER】 裏定例会@本郷台 *** 将来日付でのご案内 ***のコメント欄で、
これにはプライベートリザーブのレイクプラシッドブルーをいれて使用しているのですが、首軸のところに赤紫色の帯が出てきてしまいました。あわてて洗浄したのですがペン先・芯からも同様の色が・・・。この個体にはこのブルーしか入れていないのに・・・なのです。
という話題で盛り上っていたので、レイクプラシッドブルーのペーパークロマトグラフィーをやりました。
上段がレイクプラシッドブルー、下段はペリカンのロイヤルブルー、展開溶媒は精製水です。
プライベートリザーブのレイクプラシッドブルーは、使っているブルーの色素がターコイズ系で、そこに赤の色素を入れて、深みのあるブルーを作っているのに対し、ペリカンのロイヤルブルーは元の色素が濃いブルーです。
万年筆インクのブルーに赤の色素が入っているのは、よくあることで、パイロットのブルー (パイロットのブルーブラックにブルーインキを混ぜて万年筆で使っています。 - 趣味と物欲) やプラチナ ミクサブルインクのオーロラブルー (プラチナ ミクサブルインクのペーパークロマトグラフィー、まだ趣味文Vol.20読んでない。 - 趣味と物欲) にも赤の色素が入っています。