趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

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万年筆用古典インクについて、文献を調査し、自ら実験してきた記録の主要な記事まとめ 本ブログのメイン記事
古典ブルーブラックと万年筆と私 または私は如何にして心配するのを止めて古典インクを愛するようになったか no+e版
万年筆適当主義 (鉄ペンに古典インク入れちゃうし、定期的な手入れもしてないよ。) 肩肘張らず、もっとカジュアルに万年筆を使おう。
ペリカンブルーブラックが古典ブルーブラックのままか定期調査 Lot. 20F (2021年3月) 古典インクのままです。
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パーカー51にそっくりで51を超えた永生601

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永生 (Wing sung) の万年筆が面白いと話題になっていたので、Amazonで検索して見ていたのですが、気になったのがパーカー51に似ている永生601、51とほとんど同じ形にプッシュ式の吸入器を備えていて更にインク窓まで付いています。

日本のAmazonでは結構良いお値段ですが、米Amazonだと時間はかかるけど日本の1本の価格で2本買えるので、注文してほっておいたら2週間くらいで届きました。
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LAMY似の箱に中国語の説明書、吸入式なのにコンバーターが付いているので、これは何だ?となったのですが、コンバーターにシリコンオイルを入れて蓋をしてあります。メンテナンス用のオイルで、説明書にも分解図と塗り方が描かれています。
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1本は内部機構や分解の参考になるだろうと透明軸、もう1本は一番好みの色だったlake blueという青みがかったグレー軸にしました。
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尾栓を外すと吸入用のプッシュボタンが出てきます。
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ボタンを押すとバネが伸びて戻るようになっていて、何度かプッシュするとインクが入ってきます。ペン芯から細いチューブが伸びている構造はパーカー51と同じなので、51ではチューブ式のコンバータを押して陰圧にしていたのを、バネとピストンに置き換えた構造です。
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パーカーや英雄と比べてみました。上からパーカー21、パーカー51、永生601、英雄616、英雄342です。
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天冠部分がプラスチック部品の嵌め込みになっているのはパーカー51と永生601です。
とりあえずパイロットのブルーブラック (正確にはブルーブラックとブルーを適当に混ぜたもの) を詰めてみました。ペン先は引っかかり無く滑らかに研がれています。
力を抜いた万年筆の筆圧だとインクフローが渋いですが、ボールペンのつもりで書けばちょうど良いフローです。万年筆初心者の方や筆圧高めの方に好まれる書き味だと思います。