持っている文房具の整理をしたらカッターナイフがたくさん出て来てしまったのですが、最近使っていなかったけど昔からあって記憶に残っているカッターが、OLFAでもNTでもなくKDSのものでした。
KDS-Hi CUTTER S-13で検索すると、コートS | ムラテックKDS株式会社 として現在も売られている現行品でした。
会社沿革によると、1976年にカッターナイフ事業に参入しており、2007年に村田産業株式会社と統合して、KDSからムラテックKDSになっています。
現在のOLFAの折る刃式カッターナイフが発明が、1956年なので、20年の特許切れを待って発売された、ジェネリック的カッターナイフだったのかもしれません。
沿革|オルファ株式会社 【公式サイト】
しかしNTカッターのページによると、1959年に、特許NTカッターを開発、世界初、シャープナイフ(現在名、カッターナイフ)の商品化に成功と書かれているので、どちらが本当なのか混乱したのですが、
会社概要|NTカッター
Wikipediaの記事によると、後のOLFA創業者 岡田良男が、1956年に世界初の折る刃式カッターナイフを製作、事業化のためNTに協力を求め、NTの会社役員となる。1959年に、発明者 岡田良男、出願人 日本転写紙株式会社 (NT)として特許出願・取得し、シャープナイフとして商品化、1967年に岡田良男がOLFA創業、特許はNTとOLFAで共有という流れだそうです。
カッターナイフ - Wikipedia
KDS S-13はカッターのスライダーにロックが付いているのが良いです。
ただ、今良く使うのは、ダイキャストのがっしりとした重みが心地良い、NTカッターのA-300GRです。
pgary.hatenablog.com
A-300GRは刃を出す長さを小刻みに調節できるのも良いです。
更に、刃の頑丈さが必要なときは、OLFA 万能M厚型を使います。