パイロットの万年筆用顔料インキ 強色を、キャップレスで使って乾燥させてしまったことは何度かあり、記事にしたこともあるのですが、キャップ式万年筆 カスタムカエデも乾燥させてしまいました。
ロールペンケースに挿して通勤バッグに入れ普段から持ち歩いていますが、最近シャープペンシルばかり使用して、2ヶ月か3ヶ月くらい万年筆を使っていませんでした。
しばらく振りに使ってみようとしたところ、カエデのキャップが少し緩んでいて乾燥していました。
試しに書いてみるとカスカスで、乾いたインキ片がパラパラと落ちます。
コンバーターの中は完全に乾いてはいなくて、インクが濃縮されて少し残っているような感じでした。
これは本格的に洗わないと駄目かと観念しつつ、ペン先を水に入れて数回チャポチャポと振り、ペン先の余分な水を吸い取ったら、もう書けるようになっていました。
強色を詰まらせるのは、なかなかに大変です。パイロットは洗浄液のセットも出していますが、大抵、水だけで何とかなってしまいます。
万年筆用の顔料インクは、耐水性も耐光性も高く利点も多いインクです。必要以上に恐れて選択肢から外す必要はないと思います。
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