趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

ロフトで購入したuniball ZENTOのスタンダードモデルをuniball ONE Fと比較する

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ロフトで、ほぼ日手帳の中身を購入したときに一緒に購入したもの紹介第3段、ラストはuniball ZENTO スタンダードです。

ZENTOには、ベーシックとスタンダードという275円のモデル以外に、フローとシグニチャーというちょっと高級なモデルがありますが、そちらは売り切れていました。
www.mpuni.co.jp
uniball ZENTOとONEの外見上の大きな違いはクリップの形状です。また握ってみるとZENTOのペン先側の軸はラバーコーティングされています。uniball ONE Fは基本のONE 132円のペン先側の軸内部に金属が仕込まれている330円のモデルです。
ラバーの方がグリップ性は高いので好む人も多いのでしょうが、私はゴムの感覚が嫌なタイプなのでグリップはONE Fの方が好みです。

新しいインクを使うときは、まず耐水性を確認して、どのような取り扱いをすれば良いかを確認します。
三菱鉛筆は、ZENTOを水性ボールペン、ONEをゲルインクボールペンに分類していますが、どちらも顔料インクなので水に漬けても流れません。またペリカンのsuper sheriffで擦ってみたところ、若干ですがONEの方が消えやすい感じでした。

書いた感触は、正直目を瞑れば分からないレベルです。ただ筆記線は明らかにONEの方が黒々とくっきりしています。
ONEも水性顔料インクに分類されると思うので、あえてZENTOとの違いを挙げるとするなら、インクがチキソトロピックな性質を持っていて、ボールの回転によるせん断力で粘度が下がるのを利用しているという点でしょうか。
三菱鉛筆の中では色々なタイプのインクの開発が進められていて、良いものができたら市場に出し、ユーザーにふるいにかけてもらうという戦略なのではないかと想像します。

ZENTOのスタンダードモデルとONE Fの軸の基本的な形状は一緒なので、相互に入れ替えることができます。
www.mpuni.co.jp
個人的には、ONEの黒々としたインクが好きなので、買って試しはしたもののZENTOの出番はあまり無さそうです。
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