趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

青軸のテンキーを点数入力のために導入したのだ。

丸付けが終われば点数の入力です。
ボールペンを3種類とっかえひっかえ試しながら黙々採点に耐えるのだ。 - 趣味と物欲
点数の入力は丸付けに比べれば圧倒的に早くて楽なのですが、テンキーがあるのと無いのでは作業効率がまったく違います。
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普段使用しているキーボードはテンキーが付いていないので、この時ばかりは外付けのテンキーを繋ぎます。
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これまでは左側のノートパソコンのキーボードの様な薄いタイプのテンキーを使っていたのですが、今回右側の新兵器を導入しました。

青軸の謳い文句とAmazonタイムセール特価に乗せられて買ってしまったのですが、青軸は青軸でもCherryの青軸ではなく中華コピー品らしいです。
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キートップを外してみると見た目は青軸で、キーの感触も青軸に似せてあります。
DIATEC|ダイヤテック株式会社 製品情報の解説によると、青軸は「接点部にはっきりとした感触があり、カチッと高い音がなる」とのことです。
確かにキーを押すとチャキッと音がして、スイッチが入ったのがはっきりと分かります。ただ連続で叩くとチャキチャキとかなりうるさいです。
常用のキーボードとして青軸を使うのは周りに迷惑だと思いますが、数字入力のときだけ使うのなら、入力できたのが音で分かるので機能的だと思います。

ボールペンを3種類とっかえひっかえ試しながら黙々採点に耐えるのだ。

採点するときのペンの動きは字を書くときとはずいぶん違い、○をシュっと書くのと、/を右上あるいは左下からピュッと引く2つの動作をかなり素早く連続で行います。
以前は採点に万年筆を使い、ペン先のエージングが捗るワーなどと嘯いていたのですが、この2つの動作しかないので、字を書くときの書き味は大して良くなりませんでした。
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普段の書き味を良くするなら何百枚も採点するよりも、「趣味の文具箱vol.36のペン先屈伸運動と8の字旋回をやってみた。 - 趣味と物欲」の方がずっと短時間で効果的にできます。
また最近はアイドロッパー化したプレピーサインペンや元祖?ぺんてるサインペンなども使っていたのですが、今回は久し振りにボールペンを試してみることにしました。
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セルロースナノファイバー配合の新製品Signo 307の0.7mm *1、ノック式ENERGELの0.7mm *2、油性REXGRIPの超極太1.6mm *3です。
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書き味がヌルヌルして一番気持ちよいのはレックスグリップの1.6、ただ他のゲルペンが筆圧0でOKなのに対して、ちょっとだけ筆圧が必要で、これが枚数を重ねていくと地味に効いてきます。だんだん腕から肩が痺れてくる感じです。またヌルっとする分、丸を書くときの最高速度がゲルペンより落ちます。
シグノ307とエナージェルは書き味については甲乙付け難いですが、エナージェルの方が粘度が低くて、より軽い力でインクの発色も鮮やかに感じられます。

シグノ307は、顔料にナノファイバーを加えてチキソトロピー性で顔料を安定に分散させており、インク溜まりが出き難く、耐水性耐光性も高いです。記録性が必要な筆記用途にはシグノ307の方が適していると思います。
しかし採点用途では、インク溜まりが出ても、耐水性が無くても気にならないので、純粋に書き味の軽さでエナージェルが自分の好みには合いました。
ノック式エナージェル|商品紹介|ぺんてる株式会社には1.0mmもあるようですので試してみたいです。

自分が採点ペンに求めるものは、書き味が軽く、丸を書くペン先の最高速度へもインク供給が追従することと、インクが無くなればスパッと書けなくなること。
ぺんてるのサインペンは中綿式でカスカスになってきてもだらだらと書けてしまうので、換え時が難しく逆にストレスが溜まります。同じサインペンなら中液式でインクが切れたら書けなくなった方が精神衛生的によろしいです。
採点用におすすめのペンがあれば、コメント欄などでぜひ教えてください。

7千円以下のLEDプロジェクターとfire TV stickで簡易なプライムビデオ鑑賞環境を。

Amazonを眺めていたらプロジェクターがずいぶん安くなっているので、7千円以下の激安プロジェクタを購入してみました。*1

HDMI入力とUSBの5V出力があるので、そこにfire TV stickを繋げば、プロジェクターに電源ケーブルを1本繋ぐだけで動画鑑賞環境が整います。

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ピントと台形補正はレンズ近くのダイアル部分でアナログ的に調整します。

スクリーン代わりにちょっとボコボコした白い壁紙の壁に映してます。公称1200ルーメンとなっており、部屋を暗くして観るなら十分な明るさです。

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 プロジェクター本体にスピーカーが内蔵されているので、音質にこだわらなければ音量は問題ありません。音質にこだわる場合はプロジェクターのイヤホン端子にスピーカーを繋ぐことができます。

HDMI以外にSDカードやUSBからの再生、iPhoneAndroidと無線で接続することもできます。

パソコン用のVGA端子もあるので、プレゼンの練習などにも使えそうです。

 元々UNICのUC46という機種のようですが、Amazonでは色々なところから販売されています。書いてあるスペックが正しいかどうか分かりませんが、UC46でも800ルーメンとあるものもあるので注意が必要です。

*1:この記事を書くために調べたら、タイムセールで6479円に安くなっていました。