趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

ThinkPad X250を英語キーボードに換装するのはかなり面倒だった。

ThinkPad X250のキーボード交換はかなり大変そうなので、日本語キーボードのままで我慢しようと思っていたのですが、、、駄目でした、ちょっとした配列の違いで大きなストレスを感じてしまいます。
先日中国から届いた荷物がX250用の英語キーボードでした。
Amazonで買っても発送は中国からって物も結構あるよね。 - 趣味と物欲
バックライトの有無で2種類ありますが、暗い中で使うことがほとんど無く、例え暗くてもタッチタイプで何とかなること、バックライト有は若干価格が高いことから、バックライト無しを選びました。
ThinkPad X220は裏の2本のネジを外し、キーボードユニットをスライドすれば浮いてくるので、キーボードの交換は非常に簡単でした。
最後の7段キーボード ThinkPad X220 - 趣味と物欲
X230までは、この構造でX240から後は、ほとんど全部バラす勢いでパーツを外す必要があります。
ジャンクのThinkPad X250を魔改造する - brand new note
上記のページを参考に、事前にLenovoのハードウェア保守マニュアルで確認したのですが、マニュアルによると下記のパーツを取り外す必要があると書いてあります。
https://download.lenovo.com/jp/mobiles_pdf/sp40f30022_ja.pdf

1160 キーボード・アセンブリー
作業のために、以下の FRU を取り外します。
• 65 ページの 『1010 取り外し可能なバッテリー・パック』
• 65 ページの 『1020 ベース・カバー・アセンブリー』
• 67 ページの 『1030 内蔵バッテリー・パック』
• 69 ページの 『1040 メモリー・モジュール』
• 69 ページの 『1050 ストレージ・ドライブおよびドライブ・ケーブル』
• 71 ページの 『1060 ワイヤレス LAN カード』
• 72 ページの 『1070 ワイヤレス WAN カードまたは M.2 ソリッド・ステート・ドライブ』
• 74 ページの 『1080 ファン・アセンブリー』
• 77 ページの 『1100 システム・ボード』
• 81 ページの 『1110 コイン型電池』
• 82 ページの 『1120 スピーカー・アセンブリー』
• 85 ページの 『1140 LCD ユニット』

上記の手順どおりにすると、CPUファンまで外す必要があるので、熱伝導グリースも用意しました。このグリースは以前Let's note R8で使ったものの残りです。
Let's note R8のSSD換装と久しぶりに使った熱伝導グリース - 趣味と物欲
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SSDは、Amazon Prime Dayで購入していたのですが、キーボード換装と一緒に交換しようと、箱のまま取って置いたものです。
開催中のAmazon Prime Dayで気になったもの。2019.7.15-16 - 趣味と物欲
結局私は、マニュアルどおりにファンを外し、古いグリースをプラ板を切った手製のヘラで丁寧に除去してから、グリースを塗り直したのですが、後から考えると、この工程はいらなかったかもしれません。
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X270のキーボード交換をされている下記のページで参考にされていた、キーボード交換動画を見るとファンを外さずに作業されています。グリースを塗り直したことで、少しCPU温度が下がったような気もするので、手間に感じない人は、せっかくなのでやっても良いと思います。
続・ラフなラボ – Thinkpad X270 のキーボードを自力で英語配列に交換した話

Lenovo ThinkPad x240 / x250 / x260 - Keyboard Replacement Tutorial | IT Support London
液晶付け根のケーブルの取り回しは、すぐ分からなくなりそうだったので、写真で記録しながら作業を進めました。
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意外に面倒だったのが、キーボードの裏面を走っている指紋認証装置へのフレキシブルケーブルの取り外しです。キーボードの裏に、糊面で挟み込む様に、ベッタリとテープで貼り付けてあるので、これを破損させないよう、そっと剥すのに神経を使いました。
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また、このケーブルは、下記の画像の穴の中で、ケーブルを折り曲げるような形でコネクタに接続されており、マニュアルではこのケーブルを外すように書かれているのですが、作業がし辛くて外せませんでした。しかし良く見て考えると、このケーブルを外さなくてもキーボードユニットは外せるため、そのまま作業しました。
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最終的に下図のように、液晶が見えてくるまで分解します。液晶が見えたとき一瞬ギョッとしたのですが、ノートパソコンを閉じた時、液晶とキーボードは向かい合わせになっているのだから当前ですね。私は運良く液晶を傷付けませんでしたが、液晶保護のために予め、何か間に挟んでおくべきでした。
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実際に作業していて、スピーカーユニットも取り外しの必要はありませんでしたので、マニュアルに書かれているより、更に手順を減らすことはできますが、もう二度とやりたくないと思うくらいには面倒でした。

• 65 ページの 『1010 取り外し可能なバッテリー・パック』
• 65 ページの 『1020 ベース・カバー・アセンブリー』
• 67 ページの 『1030 内蔵バッテリー・パック』
• 69 ページの 『1040 メモリー・モジュール』
• 69 ページの 『1050 ストレージ・ドライブおよびドライブ・ケーブル』
• 71 ページの 『1060 ワイヤレス LAN カード』
• 72 ページの 『1070 ワイヤレス WAN カードまたは M.2 ソリッド・ステート・ドライブ』
• 74 ページの 『1080 ファン・アセンブリー』
• 77 ページの 『1100 システム・ボード』
• 81 ページの 『1110 コイン型電池』
• 82 ページの 『1120 スピーカー・アセンブリー』
• 85 ページの 『1140 LCD ユニット』

LEDシーリングライトの導光板の劣化

リビングのシーリングライトに妙な模様が入っていると気づいてはいたのですが、盆休みを利用してやっと原因究明しました。

カバーを外してみると、何やら劣化したプラスチックがバサバサと入っていたのですが、

上を見てみると、ボロボロになった導光板でした。かろうじて付いているところも、触れると更にポロポロと剥がれてきます。

LEDはまだしっかり点灯していますし、導光板が無い状態でも、カバーで十分光が拡散されますので、このまま使用するつもりです。

下図は、導光板除去後の画像

調べてみると、2014年の6月にAmazonで購入したアイリスオーヤマのCL12DL-ALEというタイプでした。LEDも結構発熱しますし、5年も使えばこんなものなのかもしれませんね。

追記 2023年12月28日
Xからアクセスされていたので追記します。
この後、購入するLEDシーリングライトは、全て、日本製のホタルクス (元NEC) にしています。

間接照明がおしゃれとか言いますが、本をくっきり読みたいので、適用畳数が大きいものを付けています。

ThinkPad X220とX250を重ねてみた。

ThinkPad X220とX250を重ねてみた。
上から見るとほとんど同じ大きさ。
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横から見ると厚みは結構違う。
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X220は何と言っても7段キーボードが魅力で、
最後の7段キーボード ThinkPad X220 - 趣味と物欲
メモリスロットが2本有り、割と安い8G×2で16Gにできるが、
ThinkPad X220に16Gメモリを載せました。 - 趣味と物欲
液晶は交換してもHD(WXGA, 1366×768)までなのが残念。
ThinkPad X220をIPS液晶に交換しました。 - 趣味と物欲
X250はアイソレーションキーボードになり、メモリスロットが1本なので、16Gにしようとすると、8G×2の倍以上高い16Gメモリが必要。HD機でも液晶交換だけで、FullHD (1920×1080)にできるのは魅力。長所と短所が表裏一体という感じか。
ThinkPad X250のHD液晶をFullHD液晶に換装する。 - 趣味と物欲
X250は、X220に比べるといじり難くはあるが、裏蓋さえ開ければ、メモリ、HDD (SSD)、WiFiやM.2スロットにはアクセスできるし、液晶の交換も楽、キーボードの交換だけがちょっと辛い。
X250で英語キーボードが良い人は、出物は少ないけど最初から英語キーボードのものを選んだ方が楽、16Gメモリも高いので、最初から付いていたら、かなりお得感がある。
HDDやSSDは換装しやすいし、液晶も換装しやすいので、HDモデルでも問題無い。Windows10のライセンスは内蔵されているので、MicrosoftからダウンロードしてインストールメディアをUSBメモリ等に作っておけば、簡単に再インストールも認証もできる。
Windows 10 のダウンロード