元々ThinkPadはあこがれで大好きなパソコンでした。かつては今のMacBookの様な立ち位置で、スペックの割りには少し割高だけど、細部の作りが良いよねというイメージでした。自分でも220,535,s30を持っていて、かなり長く使っていましたが、仕事で使用するノートパソコンをMacBook系統に移行している間に、まさかのLenovoによる買収があり、そのまま疎遠になっていました。
ThinkPad X220は最後の7段キーボードのモバイル向きThinkPadということで、いつかは1台確保したいと思っていました。MacBookを使っているので、アイソレーションキーボードの利点も重々承知していますが、ThinkPadと言えば7段キーボードにこだわってしまいます。「7段キーボード」で検索してみると同じことを考えている人がたくさん見つかりますし、X220は2011年頃の機種ですが、今だに人気があります。
- ThinkPad X1 Carbonロードテスト:第5回 ThinkPadの「7段配列キーボード」が表現していたこと (1/2) - ITmedia PC USER
- 7列キーボードを偲んでいるThinkPadファン - treedown’s Report
- モバイルみかん: 7段配列 ThinkPad USB トラックポイントキーボード
人気があるためヤフオクの価格もそこそこ上がってしまうのですが、入札していたら思いがけずポロッと落とせてしまいました。
i7 2640M、メモリ4G、HDD320Gで4セルバッテリー付きのモデルです。メインメモリに、4Gメモリを追加して8Gへ、HDDはSSD250Gに換装、英語キーボードも別途落札して乗せ換えました。バッテリーも6セルと9セルを追加で落札しましたが、結局家で使っているため4セルバッテリーばかり使っています。OSはSSDにした時点で、Linux mintにしました。
最新のノートパソコンに比べて、画面の解像度だけは1366x768と控えめですが、それ意外は十分なスペックです。
しかし何より、7段キーボードの打ち心地が良い。書き味の良い万年筆で書くと、つい意味もなく色々なことを徒然なるままに書きつけたくなりますが、それと同じ様に意味もなくキーボードを叩きたくなってしまいます。
ThinkPadは今でも保守マニュアルをダウンロードできて、パーツごとに注文もできるので、自分でバラしたり組み立てたりしやすいのも利点です。
https://download.lenovo.com/jp/mobiles_pdf/0a60739_01_j.pdf
下記の本のようにいじる余地もまだまだたくさんあります。mSATAのスロットが空いているので、デュアルドライブにしている人が多いようです。
- 作者: Ragemax
- 出版社/メーカー: 後ろへ向かって前進
- 発売日: 2015/08/15
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