前回は食用色素ばかりだったので、緑、黄、赤などの色を検証したのだが、ブルーブラックにはやはり青が必要ということで、法定色素の青をいくつか検証してみた。
古典インク用に他の色素も検証
PEGを抜き、PGとグリセリンを加えた古典ブルーブラック用原液で、各色素の1 w/v%溶液を調製する。×は最初から溶けない or 沈殿ができるもの。△は少し溶けにくさを感じる、他より粘度が高い様子のもの。
色素 | 色のイメージ | 混合直後 |
---|---|---|
アシッドブラック1 | 微妙に緑の入った濃い青 | △ |
インジゴ | 色素の色が着いていない様子 | × |
ダイレクトブルー1 | 青々とした青、紺色? | ○ |
アシッドブルー3Na | グリーン | × |
アシッドブルー20 | 黒っぽい青、ブルーブラック | × |
アシッドブルー92 | 濃い青、薄いところは少し緑を感じる | ○ |
アシッドブルー119 | 紫が入った青 | △ |
青色1号 | ライトブルー | ○ |
また、前回検証した色についても、前回○だったものは、PEG無しの古典ブルーブラック用原液で、1 w/v%溶液を調製し直した。
カブラペンで付けペンして色見本を作成、アシッドブルー119はやはり粘度が高くベタベタしていて、ペン先に貼りつくので△→×に評価を変更した。