今となっては本の内容を活かすことは、ほとんど出来ないのですが、歴史本のつもりで古いワープロの本を読んでいます。
それぞれの本の発行年は、
- マイコンによる知的生産の技術 (脇 英世) 昭和56年11月20日
- 日本語ワード・プロセッサー入門 知的生産の技術革命 (脇 英世) 昭和57年9月20日
- ワープロ書斎術 (西尾忠久) 昭和60年3月20日
- ワープロフェッサー西尾忠久 知的ワープロ生活術 (西尾忠久) 昭和61年4月5日
- パソコン驚異の10年史 その誕生から近未来まで (片貝孝夫、平川敬子) 昭和63年3月20日
- 知的生産の文化史 ワープロがもたらす世界 (阿辻哲次) 平成3年8月20日
どの本も梅棹忠夫 先生の「知的生産の技術」の影響を色濃く受けていて、パソコンやワープロをどう知的生産の技術に活かしていくのか、という話題が多いです。
「マイコンによる知的生産の技術」~「ワープロ書斎術」まではワープロと言えば専用機で、だいたい300万くらいする機種が主流です。
「知的ワープロ生活術」では、まだ専用機の話が主ですが、98で動く松85が話題になり、パソコン驚異の10年史では、大ヒットした日本語ワープロソフトとして一太郎が出てきます。
「知的生産の文化史」は副題で「ワープロがもたらす世界」と謳っていますが、粘土板に始まり筆記具の歴史に割いたページが多い異色の本です。ワープロでは、携帯性の高い機種としてOASYS Pocketが出てきます。
デジタルメモ「ポメラ」 | KING JIM