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MacBook Air late 2010にLubuntuを入れて設定する

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macOS 10.13 High Sierraにした状態で保管していたMacBook Air late2010 (左)、過去記事を見ると2011年3月に購入していました。

pgary.hatenablog.com
右は現在のメイン機であるM1 MacBook Airです。ベゼルが細くなった分、一回り小さくなっています。2020モデルなので、ちょうど10年の差があり、まだ新しいと思っていたのですが、こちらも発売から既に5年経っていました。
pgary.hatenablog.com
MacBook Air late2010を起動しようとすると、途中でビーチボールが回りっぱなしで一向に使えるようになりません。
いつものおまじないのPRAMクリア「⌘(Command)+ ⌥(Option)+ P + R」して、Command + R でネット起動した後、ディスクユーティリティで修復をかけるとようやく立ち上がってきましたが、頻繁にビーチボールが回りまともに使えません。
そもそも、High Sierraのセキュリティアップデートが2020年11月12日で終了していますので、Intel Macに入れた事例が多いLubuntuを入れてみることにしました。
Lubuntu – The official Lubuntu home
Lubuntuのページから、24.04.2 LTS (Noble Numbat)の方をダウンロードして、ハッシュ値を計算してファイルを確認します。

certutil -hashfile "ファイルのフルパス" SHA256

Rufusでインストールメディアを作製し、⌥(Option)を押しながら起動して、Lubuntuのメディアから起動してインストールします。
Rufus - 起動可能なUSBドライブを簡単に作成できます
「Rufus」ブート可能なISOイメージファイルをもとにブータブルUSBメモリを簡単に作成 - 窓の杜
言語に日本語を選択してインストールすると、日本語名のフォルダが作られるので、下記コマンドで英語名に変更します。

LANG=C xdg-user-dirs-update --force

/etc/default/keyboard に下記を追記して、caps lockをctrlに変更します。

XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"

QTerminalから、下記のコマンドを入力し、日本語入力にSKKをインストールします。

sudo apt install uim-skk

再起動したら、すんなりSKKで日本語が入力できるようになりました。特に設定しなくても、トラックパッドの二本指スクロール、二本指置いてタップで右クリックも使えます。
また、ノートパソコンでLinuxだと、サスペンドにしなかったり、サスペンドから起きなかったりするイメージが強かったのですが、これも電源周りの設定でフタを閉じるとサスペンドするようにしたら、ちゃんとサスペンドし、開けると復帰するようになりました。